【最新版】東京のトランクルームの相場はどれくらい?安く抑えるコツについても解説!
目次
トランクルームを利用するにあたっては、出来る限りコストパフォーマンスの良好なトランクルームを利用したいものです。
どのトランクルームを利用するかを考える上では、相場がひとつの目安となるでしょう。今回は、東京におけるトランクルームの相場と、利用料はどのように決まるのか、安く利用するにはどうすればよいかについて解説します。
東京のトランクルームの料金相場
東京のトランクルームの料金相場については、大前提として東京23区とそれ以外の地区で分けて考える必要があります。というのも、東京23区とそれ以外では建物の密集状況や地価などの状況に大きな差があるためです。この前提の上で、東京23区とそれ以外のトランクルームの料金相場についてそれぞれ解説します。
まず、東京23区の場合、1畳未満の屋外型トランクルームは概ね3,000円から5,000円程度で利用することが可能です。1畳から3畳の屋外型トランクルームの場合は5,000円から13,000円前後が利用料の相場となっています。
一方屋内型は、設備投資の関係上、屋外型と比較すると料金が高く設定されていることがほとんどで、1畳未満の屋内型トランクルームは4,000円から5,000円、1畳から3畳の屋内型トランクルームは8,000円から23,000円前後が相場です。4畳よりも広くなる場合、40,000円以上するケースも珍しくありません。
では、東京23区以外の地域はどうでしょうか。こちらは23区ほど建物が密集しておらず、地価も低いため2畳以上の屋外型トランクルームが多いです。利用料は概ね6,000円からという料金設定がされており、2畳以上のトランクルームの利用料の相場は8,000円前後となっています。1畳未満のトランクルームの場合、3,000円を切る利用料が設定されているトランクルームも存在します。
料金が変動する要素
トランクルームの料金は、いくつかの要素によって変動します。以下では、トランクルームの利用料金が変動する要因についていくつかピックアップして解説します。
広さ
賃貸物件などと同様に、トランクルームの料金は広さによって変わります。
基本的には広いトランクルームの方が高くなる傾向にあるため、必要以上の広さのトランクルームを借りてしまうと広さを持て余してしまうばかりか、余計な料金を支払うことになるので注意しましょう。事前に下調べをしておくと、広さを間違える心配はなくなります。
屋内か屋外か
屋内型か屋外型か、という違いもトランクルームの料金を決める重要な要因です。
屋外型は、屋外に設置されたコンテナの中に収納するタイプのトランクルームを指します。
一方、屋内型はビルや建物の内部にコインロッカーのように収納場所を設置したり、ビルのワンフロアをパーテーションで区切ってひとつひとつを収納スペースとするタイプのトランクルームです。
一般的に、屋内型のトランクルームは建物の中ということもあり、空調やエレベーターなどの設備が備わっていることが多いです。
よって、コンテナが置いてあるだけの屋外型トランクルームと比べると、屋内型の料金は高くなる傾向にあります。
その分、防犯対策や換気など、しっかりとした保管態勢が整えられている点は屋内型の大きな強みと言えるでしょう。
1階か2階か
屋内型の場合、複数のフロアにトランクルームを用意している場合もあります。
この時、1階のスペースと2階より上のスペースでは、料金が変動するケースが多いです。その理由として、運搬の手間が挙げられます。
1階のトランクルームは搬入の過程で上下への移動が発生しません。少ない手間で搬入する以上、需要も大きくなるものです。このため、1階のトランクルームの料金は高く設定されます。
一方、2階より上のフロアの場合、搬入の際には上下移動が発生します。
この手間を嫌う人も少なくないため、1階のトランクルームと比べると需要はやや低くなり、使用料金も安くなります。
エレベーターなどの移動手段が用意されているケースもありますが、それでも単純な移動距離は長くなるため、手間がかかることに変わりはありません。
搬入の手間と料金はトレードオフの関係、つまり一方を追求するともう一方を犠牲にしなくてはいけない関係にあるのです。
設備
屋内型と屋外型の違いで設備について触れましたが、実際にどれだけの設備が用意されているかによっても料金が異なります。
例えば、空調のみの場合と、空調やエレベーター、セキュリティなどの設備が多数用意されている場合では、後者のほうが高くなります。
もちろん、貴重品や保管環境を整える必要がある物品をトランクルームに保管する場合は、料金をかけてでも相応の設備で保管するのが好ましいでしょう。
土地
立地条件も、トランクルームの料金を決定づける要素の一つです。
先に述べたように、東京23区などの大都市圏においては地価が高くなるため、トランクルームの料金もそれに応じて高く設定されます。
一方で、郊外に設置されたトランクルームは安く設定されることが多いです。
また、駅から近い、交通の便が良いトランクルームは利用者も多いため料金は高く設定されることが多い一方で、狭い道路に面していたり駐車場が無いなど、周囲の立地があまりトランクルームの利用に向かない場所に立っているトランクルームは料金も安くなる傾向にあります。
料金を抑えるコツ
以下では、トランクルームをできるだけ安く利用するためのコツを説明します。トランクルームは、ちょっとした知恵を働かせれば良好なコストパフォーマンスで利用することが可能です。
入れるものを考える
まず、預ける荷物をしっかりと吟味しましょう。
量によってどれだけの広さのトランクルームを借りるかが決まりますし、預けるものによってはある程度環境を整えて保管する必要があるため、設備の整ったトランクルームでの保存をしなければなりません。
荷物の量や種類に合わせたトランクルームを借りて、無駄のない利用を心がけましょう。
必要最低限の設備にする
なんでもかんでも良好な設備に預ければ良いというものではありません。
例えばがらくたなどを一時的にしまう目的でトランクルームを使う場合は、空調やしっかりとした設備は不要です。
逆に、大事なものや損傷が許されないもの、貴重品に関しては設備の整ったトランクルームに預ける必要があります。
キャンペーンを使う
トランクルームによっては、割引などのキャンペーンを実施している場合があります。こうしたキャンペーンは費用を抑えてトランクルームを利用できる大きなチャンスです。
キャンペーンの有無や適用条件から、キャンペーンによる恩恵を受けられるかどうかをしっかりと確認しましょう。
預けるものと預ける先の両方の検討を入念にしよう
トランクルームを安く便利に利用する上では、まず何を預けるかをよく考えることが大事です。その上で、預け先のトランクルームの情報を集めて比較検討し、どのトランクルームがお得に、かつ満足して利用することができるかを判断する必要があります。
短絡的な発想でトランクルームを利用することなく、情報や状況をしっかりと吟味した上で判断するようにしましょう。