海外赴任が決まったら家具や家電はどうすればいい?自分の状況にあった方法を選ぼう!
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海外赴任をすることになると、それまで住んでいた家にある家電や家具などをどうするか問題が生じます。数か月程度ならば問題ないでしょうが、期間が長くなるとそのままにすることはできません。赴任先で使おうと思っても、大きな家具は運搬にも手間がかかるものです。
そのため、赴任先で手に入るものと手に入らないものを調べた上で、家具の処分方法を検討すると良いでしょう。
また、現地に持っていくコストを考えて、今ある家具は置いていく、保管したいという方には、自宅や親族・知人の家、トランクルームに預けるといった方法があります。
本記事では、海外赴任の間の家具をどうするかについて持っていく・処分・保管という三つの観点からそれぞれの方法を詳しく見ていきます。
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海外赴任先に持っていく
家具の取り扱い方法のひとつが、海外赴任先に持っていくというものです。いずれ日本に帰ってきた際に、持ち帰ってくれば再び使うことができますので、新たな家具を購入する手間と費用を省くことができます。赴任先の新たな生活でもなじんだ家具があれば、安心感を得られるでしょう。
メリットがある一方で、国によっては持ち込みができないというデメリットも理解する必要があります。どのようなものを持ち込むことができるのかは、国によって条件が異なりますのであらかじめ調べておくのがおすすめです。
素材や状態によってはストップされてしまい、面倒な手続きが増える結果となりかねません。また、空輸や船便、陸路で運ぶことになりますが、輸送途中で破損や紛失してしまう可能性もあります。輸送費用が現地購入に比べて3倍近くかかるのもデメリットです。
これらのことから、赴任先に持っていくのは赴任期間が年単位という長い人や家具に対して強い愛着があり、使い続けたい人、輸送費を支払う余裕がある人におすすめの手段と言えます。それ以外の人は、現地で購入する方が良いでしょう。
処分する
それほど家具に対して愛着もなく、現地でもすぐに購入できるような家具しかそろえていないのならば、処分するという方法も良いでしょう。処分してしまえば、後々に問題が発生する可能性もなくなります。処分すると一口に言っても、廃品回収やクリーンセンターで廃棄処分するだけではありません。知人に譲ったり、フリマアプリやリサイクルショップで売却するなど多種多様な方法があります。
知人に譲る
知人に譲ってしまえば、まだ使える家具を廃棄してしまう罪悪感を感じることもなく、物の有効活用をすることができます。面倒な手続きや費用もほぼかかりません。
しかし、知人宅の状況によってはあまり歓迎されないこともあります。引き取ってくれる知人を探す手間があるのもデメリットです。知人に譲るのは、赴任先へと運ぶ費用や売却手続きなどの手間を省きたい人、またそういった作業をする時間がない人におすすめの手段と言えます。
フリマアプリやリサイクルショップに売却する
フリマアプリやリサイクルショップに売却してしまうという方法も有効です。フリマアプリならば写真を撮って紹介文を掲載するだけですし、リサイクルショップならば持ち込むだけで売却することができます。リサイクルショップであれば、まとめて複数の家具を買い取ってもらうことも可能です。処分に困る家具がなくなり、お金も入ってくるのでお得な方法と言えるでしょう。
ただし、売却する際に売却手続きや家具の運搬、梱包作業が面倒というデメリットもあります。そのため、リターンが少しでもほしい人や海外赴任までに時間的余裕があり、売却作業が苦にならない人、帰国後に新たな家具の購入予定がある人にとっては良い手段です。
廃品回収やクリーンセンターで処分する
譲り受けてくれる知人も見つからず、売却する時間的な余裕もないという人は、海外赴任前に廃品回収やクリーンセンターで処分するのが確実です。
粗大ゴミの日に出すか、自治体の廃品回収業者に連絡して引き取ってもらう、あるいは自治体のクリーンセンターに持ち込むことで処分することができます。場合によっては、民間の廃品回収業者に引き取ってもらうことも可能です。
大型家具ならば処分費用は掛かりますが、すぐに処分することができるでしょう。不用品をすっきりと処分して、気持ちよく海外赴任に旅立つことができます。海外赴任までに素早く家具を処分してしまいたい人におすすめの方法と言えます。
置いていく、保管する
手元から失くすだけが処分方法ではありません。親族や友人に預けておいたり、トランクルームに預けるという方法もあります。こちらは、帰国後に再び家具を使うことができる方法です。
自宅に置いていく
海外赴任から帰ってくるまで何も手を付けず、そのまま自宅に置いておいても良いでしょう。処分する必要がありませんので、面倒な手続きや費用は一切かかりません。ただし、一人暮らしの場合は、家具や荷物が傷む可能性というデメリットもあります。
特に賃貸物件の場合、長期間不在の場合は嫌がられる可能性もありますので注意が必要です。これらのことから、持ち家がある人や賃貸であっても家族が日本に残って管理してくれる状態が整っている人でなければ、おすすめできません。
親族や知人に預ける
親族や知人に預けるという方法もあり、これも処分に関するあらゆる手間がかからない方法と言えます。ただし、家具が大きければその分スペースを取りますので、嫌がられる可能性もあります。あらかじめ使用しても良いという言葉を添えなければ、めったに歓迎されないでしょう。
また、預け先で汚れたり、破損してしまう可能性も捨てきれません。とにかく手間や費用を抑えたい人や家具を預かっても良いといってくれる親族・知人がいる人、多少の家具の破損は気にならない人にとっては良い方法でしょう。
トランクルームに預ける
トランクルームを活用する方法もあります。設備の整ったトランクルームを活用すれば、高級な家具でもそのまま残しておくことができますので、安心して預けておくことが可能です。
トランクルームのサービスによっては家具の運搬サービスもあり、メリットも大きいです。温度や湿度管理があり、セキュリティのしっかりした広いスペースのトランクルームは、その分費用が掛かるという点がデメリットとなります。
大きなスペースを借りる場合は郊外のトランクルームしか利用できないこともありますので、運搬に手間がかかることもデメリットになるでしょう。これらのことから、海外赴任の期間が決まっており、トランクルームを活用する方がお得だとわかっている人や大切な家具を処分したくないと強く希望している人、帰国後に新しい家具を購入する手間を省きたい人にトランクルームの利用はおすすめです。
メリットとデメリットを比べて選ぼう
海外赴任が決まった際の家具の取り扱いは様々あります。廃棄処分する以外にも赴任先まで持っていったり、売却する、預ける、あるいはトランクルームを活用するなど多種多様です。赴任前や帰国後にそれぞれかかる手間や処分にかかる費用など、メリットとデメリットは方法ごとに異なっています。赴任期間やメリットとデメリットを比べて、自分の状況に合った最も良い方法を選びましょう。