家具を一時的に保管しなければならない!あなたはどうする?
目次
住宅のリフォーム時に、家具を一時的に家から持ち出さないといけない場合があります。
持ち出した後、どこに保管すればよいか悩みますよね。その解決策として、トランクルームを活用する方法があります。
この記事では、トランクルームに家具を保管する最適な方法を説明します。
家具の保管にトランクルームを活用したらよいケース
家具の保管時にトランクルームを活用したらよいケースとして、以下のものがあります。
リフォーム・模様替え
リフォームや模様替えをする時、一時的に家具を屋外に運び出してから行うのが一般的です。部分的な模様替えの時は、他の部屋に家具を一時的に避難させる方法もあります。しかし、何度も家具を移動させなければなりません。
そこで、トランクルームに家具を一時的に保管して、リフォームをすることが効率的です。
引っ越し
引っ越しする時は、引っ越し先を決めると同時に、荷物の運搬方法を決めることに、一苦労します。とくに、引っ越しシーズンに業者を探すのは大変です。また、引っ越しシーズンは割増料金がかかることもあります。
少しでも費用を抑えるためには、繁忙期を避けることがいいでしょう。具体的には、引っ越し前に家具をトランクルームに収納し、最低限の物だけを新しい住居に持ちこむテクニックがあります。
一時的にトランクルームを利用することにより、高くなりがちな引っ越し料金が抑えられるのです。
海外赴任
海外赴任が決まった時、持っていく荷物は必要最小限にすることが多いでしょう。赴任期間が決まっていて、短期間の場合、家具や衣類などをトランクルームで帰国するまで保管する方法があります。
家具の保管にはトランクルームがおすすめ
家具を一時的に保管したいなら、トランクルームがおすすめです。家具を保管する目的でトランクルームを利用する場合、以下のことを重視してトランクルームを選びましょう。
トランクルームのタイプ
家具は大型で重量があるため、一般的に車を横付けできる屋外トランクルームがおすすめです。ただし、屋外タイプには空調設備がないことも多いので、保管する家具は、温度や湿度の影響を受けにくいものにしてください。
温度・湿度の影響やカビや虫食いの心配がある家具は、空調が整った屋内タイプのトランクルームがおすすめです。
トランクルームの広さ
トランクルームの広さは、一般的に「帖(畳)」で表されます。ひとり暮らしの場合は、電子レンジや小型冷蔵庫など少量の家具が中心であり、1帖程度あれば十分でしょう。
4人家族の場合は、1LDK〜2LDKの部屋に入る家具などを保管できる、3~4帖程度のトランクルームをおすすめします。
家具を保管する前にするとよいこと
トランクルームに家具を保管する場合は、カビなどの対策として次のことをしてください。
スノコを敷いて通気性をよくする
家具の底面が地面に密着すると通気性が失われます。木製の家具、とくに高級な無垢材の家具は温度変化の影響を受けやすく、通気性が悪いとカビが発生しがちです。
大切な家具が劣化し、また不衛生であるためカビの発生は避けたいものです。家具の通気性を確保するために、スノコを敷く方法があります。
スノコを敷けば、カビを防止するとともに、ダニの発生も防止できる効果が期待できます。
除湿剤を使う
スノコで通気性を確保すると同時に、除湿材を併用するのも有効です。除湿材により周囲の湿気を吸い取り、家具だけでなく、中に収納した衣類を守る効果が期待できます。除湿材は定期的に交換が必要なので注意してください。
防虫剤を使う
木製家具では、虫により家具に小さな穴が開いたり、白い粉が落ちたりすることがあります。これは、キクイムシによる被害の一例でです。大切な家具にダメージが及ぶのを防止しなければなりません。
虫を近寄らせないために、防虫剤を使用しましょう。除湿材同様に、定期的に交換が必要ですので注意してください。
家具をビニールで覆う
除湿材の効果を高めるため、家具をビニールで覆い、密閉性を高めることも重要です。
分解できる家具は分解する
分解できる家具は、なるべく小さくしてダンボール箱に収納することもよい方法です。そして、除湿剤と防虫剤を入れて保管すれば、より高い除湿と防虫効果を期待できます。
大切な家具を上手に保管しよう
大切な家具を上手に保管するためには、通気性を高めて除湿、防虫対策が必須です。また、なるべくビニールで覆ったり分解して段ボールに入れたりする対策を取るのも効果があります。
トランクルームを活用して、大切な家具をいつまでもきれいな状態に保ちましょう!