家の建て替えにともなう荷物預かりの方法と費用を解説

家の建て替えをする際、建て替えが終わるまでの住居だけでなく、家の中の荷物の保管場所も考える必要があります。
建て替えにともなう荷物の保管方法には、引越し業者の荷物預かりサービスを利用する方法や、レンタルコンテナ、屋内型トランクルームに保管するといった方法があります。
この記事では、それぞれの保管方法の特徴と、保管方法の選び方のポイントについて解説します。ぜひ参考にしてみてください。
家の建て替えには荷物の一時的な保管場所が必要
家の建て替えでは、家を基礎部分から取り壊して新しい家を建てます。その際、家の中にあった家具や家電などは、建て替え工事が終わるまで外部に預けることが必要です。
基本的に、建て替え工事中は賃貸など別の住まいで暮らすことになりますが、スペースの関係ですべての家具や家電、荷物を持って行けないケースもあります。また、建て替え工事中の敷地の中に置いておくと、工事の邪魔になるほか、家具や家電、荷物の破損や盗難につながる恐れもあります。生活に必要な荷物以外は、別の場所に預けるようにしましょう。
荷物を一時保管するには、引越し業者の荷物預かりサービスを利用するという方法や、レンタルコンテナやトランクルームで荷物を保管する方法があります。それぞれの方法を比較した上で、自分に合った方法を選ぶことが重要です。
家の建て替えで荷物を一時的に保管する方法
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引越し業者の荷物預かりサービス
引越し業者の荷物預かりサービスとは、引越し業者が提供する、家の建て替えやリフォーム時に荷物を一時的に預かってくれるサービスです。
引越しのタイミングで荷物を預かってくれるため、引越し作業と並行して荷物の保管ができる点がメリットです。
ただし、一度預けると自由に荷物を出し入れできない場合もあるため、預けるものは慎重に厳選するようにしましょう。また、楽器や革製品といった繊細な扱いが必要なものは預かってもらえない場合もあります。
レンタルコンテナ
レンタルコンテナは、屋外にあるコンテナを借りて荷物を保管する方法です。
十分なスペースが確保できることが多く、価格も比較的安価で、荷物の出し入れも自由というメリットがあります。
ただし、屋外のコンテナは基本的に空調設備がないため、家具や荷物が温度や湿度によって傷む可能性がある点に注意が必要です。また、セキュリティもそこまで厳重ではないため、高価なものの保管には向いていない可能性もあります。
トランクルーム
荷物の一時保管には、トランクルームもおすすめです。
特に屋内型トランクルームでは、建物の中にあるトランクルームをレンタルして荷物を保管できます。基本的に空調設備が整っているため、高温多湿を避けて荷物を保管できる点がメリットです。
また、契約者のみが入館できる仕組みのトランクルームが多く、セキュリティ面でも安心できます。そのほか、24時間利用できるケースが多いので、荷物も自由に出し入れが可能です。
一方の屋外型は、トランクルームに車を横付けできる店舗もあるので、荷物を運びやすい点がメリットです。特に、建て替えのときに一時的に移したい荷物が多い場合は、屋外型のトランクルームが重宝します。
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建て替え時の荷物預かりの料金体系は?
建て替え時の荷物預かりの料金体系について、以下の方法ごとに解説します。
- 引越し業者の荷物預かりサービスの場合
- レンタルコンテナに保管する場合
- トランクルームに保管する場合
引越し業者の荷物預かりサービスの場合
引越し業者の荷物預かりサービスの場合、基本的に保管料が発生します。また、通常の引っ越し料金とは別に、オプション料金が必要となるケースがあります。
引っ越し業者の荷物預かりサービスを利用する場合は、複数の引越し業者で見積もりを出してもらい、比較検討することが重要です。引っ越しの見積を依頼をするタイミングで、家具の預かりサービスを利用する旨を伝えましょう。
レンタルコンテナに保管する場合
レンタルコンテナ(屋外型トランクルーム)では、毎月の利用料のほかに管理手数料や事務費用、鍵交換費用、敷金・礼金などが発生する場合があります。
東京の場合、1畳〜3畳程度の屋外型トランクルームでは5,000円〜13,000円前後が相場です。レンタルコンテナの場合も複数の会社で見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。
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トランクルームに保管する場合
トランクルームの場合、レンタルコンテナと同様、月額利用料、管理手数料や事務費用、鍵交換費用、敷金・礼金などがかかります。
※各社により条件変わります。
東京の場合、1畳〜3畳の屋内型トランクルームで8,000円〜23,000円前後が相場となっています。レンタルコンテナより料金が高くなる傾向にありますが、セキュリティや空調設備がある点も考慮して検討することが重要です。
保管した荷物のサイズや量によって、利用するべきトランクルームのサイズが変わります。保管する家財道具の種類や量に応じたトランクルームのサイズを知りたい場合は、収納シミュレーションをご活用ください。
建て替え時の荷物の保管方法を選ぶポイント
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建て替え時の荷物の保管方法を選ぶ際に押さえておきたい、以下のポイントについて解説します。
- セキュリティ
- 荷物を保管する環境
- 利便性
セキュリティ
家財道具や荷物を一時保管する際は、保管場所のセキュリティを考慮に入れることが重要です。
高価なものは屋内型トランクルームに、それ以外はレンタルコンテナに保管するといった使い分けをするのも一つの方法です。
荷物を保管する環境
前述の通り、レンタルコンテナには基本的に空調設備がないため、コンテナ内が高温多湿になる可能性があり、熱や湿気に弱い荷物の保管には適していません。
熱や湿気に弱いものや、傷みを避けたいものは屋内型トランクルームで保管するのがおすすめです。
利便性
荷物を一時保管する際は、荷物を好きな時に出し入れできるといった利便性も考慮に入れる必要があります。
また、トランクルームをレンタルする際は、アクセスしやすい立地にあるかどうかも重要なポイントです。
ストレージ王では、荷物や家具の保管に便利なトランクルームを各地に展開しています。以下のページから、ぜひお近くの店舗を探してみてください。
まとめ
家の建て替えにともない荷物を一時保管する方法は、荷物を保管する環境や、出し入れの利便性、利用料金などを考慮にいれて選ぶようにしましょう。
屋外型トランクルームや屋内型トランクルームをご検討の際は、ぜひストレージ王をご検討ください。ストレージ王は、屋外型トランクルームだけでなく、空調やセキュリティの整った屋内型トランクルームを各地に展開しています。
保管する家財道具の種類や量に応じたトランクルームのサイズを知りたい場合は、収納シミュレーションをご活用ください。