引っ越しの際にトランクルームで荷物を一時保管する3つのメリット

ストレージ王編集部
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引っ越しの際、退去と新居への入居時期がズレていたり、荷造りした段ボールや家具が部屋を圧迫したりすることがあります。そのようなケースの解決方法の1つが、トランクルームの利用です。しかし、トランクルームを有効に使うには、設備や料金について知っておく必要があります。

この記事では、荷物をトランクルームで一時保管する3つのメリットや費用、利用する際の注意点について解説しています。

引っ越し荷物の一時保管でトランクルームを使用するメリット

引っ越し荷物の一時保管でトランクルームを使用するメリット

引っ越し荷物の一時保管に、トランクルームを使用するメリットは以下の3つです。

 空調設備やセキュリティがしっかりしている

空調設備が整っているトランクルームは、室温や湿度が保管に適した状態に調節されています。空調設備が備わっていない場合は、湿度により衣類や家具、本などにカビが生える可能性があります。

また、精密機械は湿度と室温が故障の原因になるでしょう。一時保管する物を劣化させないために空調設備は重要です。

セキュリティが備わっていると、火災や盗難の予防に役立ちます。

 利用期間を自分で決めることができる

1週間や1カ月など、トランクルームを使用する期間を決めることができます。

また、使用期間は延長できるので、新居が決まっていないなどの問題を抱えている場合にも対応できるでしょう。

 好きな時に荷物を取り出すことができる

好きな時に荷物を取り出せるため、余裕をもって荷物を片付けられます。

たとえば、夏に引っ越しをしたなら、冬服やアウターはしばらく使わないでしょう。

秋になって暑さが落ち着いてから、ゆっくり冬服を整理するといったトランクルームの使い方もできます。

 

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トランクルームの使用にかかる料金とは

トランクルームの使用にかかる料金とは

トランクルームの使用には、以下の4つの料金がかかります。

月額料金

月額料金は、トランクルームの立地や設備、広さによって変わります。立地は、市街地ほど月額料金が高く、郊外は安くなる傾向です。

また、広く設備が整っているトランクルームの月額料金も高くなります。

初期費用

トランクルームを利用する際の初期費用は、運営会社によって違いがあります。1~3カ月分の月額料金を納める場合や、共益費や管理費、事務手数料が発生するケースもあるでしょう。

また万が一、料金を滞納した場合に備えて保証料を求められることもあります。

保険料

火災や盗難の被害に遭った際に、保管した荷物を補償するための保険料です。

保険の加入を義務化していたり、利用者に加入の選択権があったりするなど、運営会社によって対応はさまざまです。

その他(解約料、更新料など)

契約した期間より早く解約すると、解約料が発生することがあります。

また、期間を延長する場合に、更新料がかかる場合もあるでしょう。解約や延長に料金が発生するか、どのくらいの料金になるのかは、運営会社によって異なります。

契約する際に確認しておきましょう。

引っ越し荷物をトランクルーム に預ける際の注意点

引っ越し荷物をトランクルーム に預ける際の注意点

後で余計な手間がかかったり、トラブルにつながったりしないために、トランクルームを使用する前に5つのポイントに注意しましょう。

トランクルーム に入れる荷物の量や大きさを確認する

トランクルームの入り口や通路、エレベーターがある場合にはそのサイズを確認しておかなければ、荷物が入らないというトラブルにつながる可能性があります。

特に大型の家具や家電製品を預ける際には、注意が必要です。

トランクルームがいつから使用できるかを確認する

トランクルームをいつから使用できるかは、運営会社と契約方法によって違います。ネット経由で契約する場合は、即日使用が可能になるトランクルームもあります。

しかし、郵便で契約書を送るケースでは、数日かかる可能性があるでしょう。

トランクルーム の設備を確認する

預ける荷物に適した設備が備わっているかを確認します。多くの荷物にとって、湿度は劣化を早める原因になります。

湿度が高いと木製の家具や衣類、本などにカビが生える可能性があり、金属製の物はサビの原因になるでしょう。

カビやサビによって預けた荷物が使えなくなっても、補償の対象にはならないため、使用する前にトランクルームの設備を確かめておくことが大切です。

契約形態や料金を確認する

月々かかる料金や事務手数料、保険の加入や保証会社への加盟などは運営会社によって違います。

たとえば、初期費用は高いが月々にかかる費用は安いため、長期の利用で得をするトランクルーム。

逆に、初期費用は抑えられるが月額料金が高くなるので、短期の利用に適している場合もあります。

最初と月々にかかる料金を確認し、契約期間に適したトランクルームを選びましょう。また、荷物を配送したり、車まで荷物を搬送したりするサービスを提供している場合があります。

充実したサービスほど料金が高くなりますが、立地が遠方の場合や、荷物が大きく重いケースには有用です。

トランクルームに一時保管して、余裕をもって引っ越しをする

引っ越しの際に荷物をトランクルームに一時保管すると、余裕をもって荷造りや荷解きができるメリットがあります。

また、失敗やトラブルを回避するには、保管した荷物を劣化させないための設備と、使用期間に適した料金設定になっているかを確認することが重要です。

メリットが多く、さまざまな使い方ができるトランクルームの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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