収納力抜群なトランクルームの上手な使い方とは?
「いつの間にか荷物が増えて、部屋が手狭になった」と感じることはありませんか?そんな悩みを一気に解決してくれるのが身近なトランクルームの存在です。
とはいえ「お金を払ってまで預けるのはちょっと」と二の足を踏んでしまうのも事実。
しかしトランクルームの上手な使い方を知っていれば、その戸惑いをすっきり解消することができます。
ここではトランクルームを最大限に有効活用するノウハウについてご紹介していきます。
トランクルームおすすめの使用方法
暮らし始めたころはすっきりと気持ちよく整理されていた部屋も、年月が経つといつの間にか持ち物が増え、手狭になって使い勝手が悪くなるというのはよくあるケースです。
一人暮らしでもそうですが家族が増えたりすればなおさらのこと、収納スペースの不足は実に悩ましい問題といえます。
そんなときは我慢して窮屈に過ごすのではなく、トランクルームを有効利用することをおすすめします。
たとえば、次のような上手な使い方をすることで、生活の質が格段に向上することが期待できます。
季節の物など使用頻度の少ないものを収納する
衣替えのたびに夏物や冬物の衣類を入れ替えて、次のシーズンまで1年間何もしないでおいておくのは手間だしスペースがもったいない、と思ったことはありませんか。
使わない衣服はトランクルームに預けることで空間が有効利用できます。
衣類に限らず、スキー板やサーフィンボード、冬用タイヤ、クリスマスツリー、雛人形など、オフシーズンの季節物を移動させることで自由なスペースを大きく確保することができます。
引っ越し荷物・リフォームの際の一時保管
引っ越しの荷物は一気に運び込むことができれば問題はありませんが、新居への入居と旧居の明け渡しリミットに時期的なずれが生じると、荷物を一時的に退避させる必要がでてきます。また、入居先にすべての荷物を運び込んでしまうと、荷ほどき作業のスペースが取れないというケースもあるでしょう。
そのようなときにトランクルームに預けると便利です。
リフォーム時も同様に、仮住まい先が手狭で荷物が入りきらない場合には、トランクルームが荷物の一時保管先として威力を発揮してくれます。
趣味の物の保管
書籍や楽器、フィギアなど、収集するうちに数が増えてきたので部屋に置ききれなくなって困った、というケースは少なくありません。
収集にスペースが必要な趣味の物は、トランクルームに保管することで置き場を気にせず楽しむことができます。
トランクルーム自体を趣味の部屋として考えれば、単なる収納スペース以上の価値が生まれてくることにもなるでしょう。
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こんな使い方もできる!トランクルームの活用方法
トランクルームは一時的に荷物を収納、保管するという一般的な使い方の他にも、たとえば次のようにアイデア次第でかなり自由な利用方法が考えられます。
海外出張や留学の際の長期の家具保管
長期の海外出張や留学では、いずれ帰国することを考えてそのまま賃貸契約を続けながら留守にするというケースが考えられます。
しかしこれでは、家具のために賃貸料を払っているようなものです。
賃貸契約を解除して家具をトランクルームに預けるようにすれば、その間の経費を大幅に軽減することが可能です。
さらにトランクルームはセキュリティ機能が充実しているので、留守宅に家財を置いておくより安心です。
思い出の品の保管
子どもが幼い頃に描いた絵や組み立てた工作、友達からもらったプレゼント、今は亡き両親が生前に集めていた趣味の物など、何物にも代えがたい思い出の品は、いくらかさばるからといって捨ててしまうのは忍びないものです。
トランクルームに保管しておけば、このような思い出の品にいつでも会いに行くことができます。
オフィスの書類や荷物の保管
テレワークの機会が増え、資料を自宅に持ち帰るケースも多くなりましたが、機密情報を含んだオフィス書類を手元に置いておくことは、いくら自宅と言えども不安で心もとないものです。
このような場合はセキュリティ機能のしっかりしたトランクルームに保管すると安心です。
また、書類に限らず商材の保管場所として倉庫代わりにも活用することができます。
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トランクルーム種類別のおすすめ使用方法
トランクルームには主に「屋内型」「屋外型」「宅配型」という3つのタイプがあり、収納する荷物や目的によって使い分けることでメリットが生まれます。
屋内型
ビルなどの屋内に設置され、空調などで温度や湿気もしっかり管理されているのが屋内型のトランクルームです。
使用料は比較的高めですがセキュリティもしっかりしていますので、保存状態に気を遣うものや貴重品などを預ける場合にも安心感があります。
一方で、屋内の限られたスペースに設置されることから大型の物を収納する場合には注意を要します。
屋外型
屋外型とは、戸外に設置したコンテナなどに収納機能を持たせたものです。使用料が比較的安いこととスペースの広さが特徴で、自転車やバイク、アウトドア用品といった大型の荷物を収納することができます。
一方で、戸外にあることから天候が悪いと荷物の出し入れに不便を感じることや、温度や湿度の影響を受けやすく、カビや劣化などの対策を各自で行わなくてはならないといった点に留意する必要があります。
宅配型
宅配型は、自分でトランクルームに出向くのではなく、預けたい荷物を自宅から宅配便で送って収納管理してもらうサービスです。
荷物を取り出したいときも、希望を伝えれば返送してもらえます。
出向く必要がないので近くにトランクルームがない場合や、搬入搬出に手間をかけたくない場合にはとても便利です。
一方で、荷物は業者の手を通して収納保管されるため、どうしても中身を見られたくないという場合には屋内型や屋外型を検討する必要もあるでしょう。
上手な使い方をすればトランクルームはこんなに有効活用できる
トランクルームには、屋内型、屋外型、宅配型の3種類があり、目的によってさまざまなかたちで使用することができます。
タイプごとの特徴を押さえ、上手な使い方をすることで、生活の利便性も向上します。
自宅のもう一つの収納スペースとして、また、海外出張など不在時の効果的な荷物の一時保管先として、トランクルームの利用を検討してみてはいかがでしょうか。