同棲で収納が足りないときはどうする?物が増える理由と片付けのコツ、トランクルーム活用まで解説

同棲を始めると、1人暮らしのときには足りていた収納が急に足りなくなることがあります。理由は、衣類や日用品が2人分になることに加えて、思い出の品や趣味の荷物、シーズンオフ用品が増えやすいためです。
同棲の収納問題を解決するには、まず「増やさない」「置き場所を決める」「家の中の空間を使い切る」ことが基本です。それでも収まりきらない荷物は、実家への一時保管やトランクルームの活用も検討するとよいでしょう。
この記事では、同棲物件での収納の工夫や、入りきらないものの保管方法などについて解説します。
この記事のまとめ
- 同棲で収納が足りなくなる3つの理由
- 同棲カップルが先に決めたい収納ルール
- 同棲で部屋が狭いときの収納アイデア
- 同棲の収納問題を解決する3つの方法

同棲カップルの収納トラブルあるあると失敗例

同棲生活において、収納不足は喧嘩やストレスの大きな原因になります。なぜなら、お互いが持ち込んだ荷物により、想定以上に部屋が狭くなることで、生活にさまざまな支障をきたすからです。
収納に対する荷物の適正量は「8割程度」と言われていますが、2人分の荷物を合わせるとすぐにキャパシティを超えてしまいます。事前にルールを決めないと、お互いの生活スペースを侵食し合うことになりかねません。
実際によくある失敗例として、以下のようなものが挙げられます。
- 相手のスペースへの侵食:自分の衣類がクローゼットに入りきらず、相手のスペースにまで押し込んで険悪なムードに。
- 捨てられない問題:相手にとっては不要に見える趣味のグッズが場所を取り、「捨ててほしい」「捨てたくない」で喧嘩に発展。
- 定位置が決まらず散らかる:収納場所が明確でないため、リビングに私物が置きっぱなしになる。
実際に1LDKで同棲を始めた20代カップルのケースでも、「お互い服が好きでクローゼットがすぐにパンパンになり、部屋の隅に服が山積みになった結果、毎日のように言い争いになってしまった」という事例があります。
同棲で収納が足りなくなる3つの理由
同棲生活で荷物があふれてしまう原因として、大きく分けて以下の3つが挙げられます。
家財が2人分になる(特に家電)
一人暮らし同士が同棲を始める場合、電子レンジや掃除機などの家電が重複しがちです。また、タオルや食器、シャンプーのストックといった日用品も2人分になるため、物理的に物量が大きく増加します。どちらの家電や家具を使うか、事前にしっかりと話し合って重複を防ぐことが大切です。
捨てられない(趣味の物や思い出の品)
自分のライフスタイルに欠かせない趣味のアイテム(アウトドア用品やコレクションなど)や、個人の思い出の品は、同棲を機に手放すのが難しい傾向があります。これらを無理に捨てようとしたり、相手に捨てるよう強要したりすると、不満がたまり喧嘩の原因になってしまいます。
そもそも収納が足りない
同棲でよく選ばれる1LDKなどの間取りは、実は2人分の荷物を想定した十分な収納スペースが備わっていないケースが多々あります。備え付けの収納量や部屋のサイズに合わせて、以下のように対策を変えることが重要です。
間取り | 対策 |
|---|---|
1DK | 収納が極端に少ないため、日用品の完全共有と、ベッド下や洗濯機上などのデッドスペース活用が必須 |
1LDK | 一定の収納はあるもののすぐにあふれてしまうため、クローゼットや棚の分割ルールを明確にすることが必要 |
2LDK | 部屋数に余裕がある場合は、1部屋を思い切って「収納部屋」として割り切って使う |
事前に2人の「荷物量」を把握しておこう
部屋をすっきり保つためには、引っ越し前に2人で持ち寄る荷物がどれくらいのボリュームになるかを客観的に把握することが大切です。もし「備え付けのクローゼットだけでは8割を超えそう」と感じたら、あらかじめ外部の収納スペースを借りた場合にどれくらいの広さが必要になるか、目安をチェックしておきましょう。
ストレージ王では、保管したい荷物を画面上で選ぶだけで、最適な部屋のサイズがパッと分かる「収納シミュレーション」をご用意しています。段ボールの数や家具の種類をポチポチ選ぶだけでOK。焦っている今こそ、便利なツールでサクッと目安を調べて、荷物の避難先を見つけましょう。
同棲カップルが先に決めたい収納ルール
同棲をする前に、収納についてルールを決めておくことが重要です。ここでは、事前に決めておきたい以下の収納ルールについて解説します。
- お互いのスペースを決めておく
- ものを増やしすぎない
- ものの定位置を決める
お互いのスペースを決めておく
1つ目のルールは、「お互いのスペースを決めておく」ことです。
クローゼットや押入れ、タンス、棚といった収納場所でスペースを平等に分割し、自分のものを置く場所を決めておくことが重要です。
平等に分けないと、片方だけが我慢するという事態に陥ってしまい、ストレスや喧嘩に発展する可能性があります。自分のスペースを超えてものを置かない、増やさないという取り決めも必要になります。
ものを増やしすぎない

2つ目のルールは、「ものを増やしすぎない」ことです。
生活していると、ついついものを増やしてしまいがちです。しかし、ものが増えると収納を圧迫し、家の中が散らかったり、相手のスペースを侵食したりする恐れがあるため、ものを増やさない工夫が重要となります。
特に衣類は気づかないうちに増えやすいものです。「2人分の衣類が多すぎて困る」というのは同棲でよくある悩みです。「1着買ったら1着手放す」といった具体的なルールを設けるようにしましょう。
ものを増やさないということも重要ですが、ものを整理して不要なものを減らし、必要なものだけに絞ることも大切です。1年間使っていない、壊れている、重複しているものなどは処分の対象とするのがおすすめです。
「捨てられないけれど場所をとる」荷物の逃げ道を作る
不要なものを処分することは大切ですが、趣味のコレクションや思い出の品、スノーボードやキャンプ用品などのシーズンアイテムは、簡単に手放せないですよね。
お互いの「捨てられない大切なもの」が喧嘩の原因にならないよう、外部の収納スペースに逃がすのも賢い選択です。具体的には、以下のような方法があります。
- トランクルームの活用
- 実家への預け入れ
- 保管付きの宅配クリーニングの利用
- 個人間のスペースシェアリングの利用
- 自家用車(トランク・ルーフボックス)の活用
ものの定位置を決める

3つ目のルールは、「ものの定位置を決める」ことです。
同棲時の収納のポイントとして、お互いのものの定位置を決めておくのがおすすめです。定位置が決まっていないと、お互いの私物が混ざってしまいます。また、どこに収納したかわからなくなってストレスがたまったり、持っているのに新しいものを買ってきてしまい重複してしまったりする原因にもなります。
お互いの私物の定位置を決めておき、整理しやすくしておくことが重要です。
同棲で部屋が狭いときの収納アイデア
同棲では、スペースを工夫して、より多くの荷物を収納したいですよね。同棲の収納に使える、以下のアイデアについて解説します。
- クローゼットの収納を工夫する
- デッドスペースを活用する
- 日用品は2人で共有する
クローゼットの収納を工夫する

同棲の収納ではまず、クローゼットの収納を工夫するようにしましょう。
前述のとおり、同棲において不便が生じやすいのが衣類の収納です。2人暮らしではクローゼットが手狭に感じられることもあるため、工夫して収納することが大切です。
セーターやアウターといったかさばる衣類は、薄型のハンガーで統一してスペースを節約しましょう。また、吊り下げ収納ラックを活用するのもおすすめです。
シーズンが過ぎたら、冬物の衣類は圧縮袋を使って収納することでスペースを節約できます。
デッドスペースを活用する

備え付けの収納で足りない場合は、デッドスペースを活用して自力で収納を増やすことも重要です。
ベッドの下やクローゼットの枕棚、洗濯機の上といったデッドスペースを活用することで、収納スペースを増やすことができます。
また、家具や壁の隙間に縦長のラックや突っ張り棒を設置することで、アウターやバッグなどを収納できます。壁には壁掛けタイプの収納ボックスや収納ポケットなどを設置して、小物を収納してみましょう。マグネットやフック、吸盤などを使った浮かせる収納もおすすめです。
デッドスペースの活用アイデア
デッドスペースの場所 | 活用アイテムの例 | 収納におすすめの荷物 |
|---|---|---|
ベッドの下・クローゼットの枕棚 | ・収納ボックスなど | ・シーズンオフの衣類 |
家具や壁の縦の隙間 | ・縦長ラック | ・アウター |
壁面 | ・壁掛けボックス | ・小物類 |
洗濯機の上・水回り | ・マグネット | ・(浮かせる収納として)日用品 |
日用品は2人で共有する

ものを増やしすぎないようにするため、日用品を2人で共有するのもおすすめです。
洗剤やシャンプー、ボディソープ、ティッシュなどの日用品をそれぞれ別にしてしまうと、その分スペースを圧迫します。日用品はできるだけ2人で共有できるものを使い、スペースを節約するのがおすすめです。
ただし、我慢は禁物なので、共有できるものとそうでないものを事前に話し合って、取り決めをしておくことも重要です。
同棲の収納問題の解決策
収納スペースを工夫しても、どうしても収納しきれないものが出てくることはよくあります。家の中に出しっぱなしにしたり、無理やり詰め込んだりすることなく、適切に対処することが重要です。
収納しきれないものの対処法について解説します。
保管先の選択肢 | メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|---|
捨てる(断捨離) | ・費用がかからない | ・分別や処分の手間と時間がかかる |
家を広くする | ・収納スペースそのものが根本的に増える | ・家賃が毎月数万円上がる |
実家に預ける | ・一般的に費用がかからない | ・荷物の出し入れが自由にできない |
トランクルーム | ・24時間365日出し入れできる施設もある | ・利用料金がかかる |
捨てる(断捨離)
まずは不要なものを処分し、荷物の総量を減らすことから始めましょう。
1年以上着ていない衣類や、同棲によって重複してしまった家電・家具などは、優先的に手放す対象になります。状態が良いものは、フリマアプリやリサイクルショップで売却すれば、ちょっとした同棲資金の足しにもなるでしょう。
費用をかけずに部屋をスッキリさせる第一歩ですが、注意点もあります。相手のものを無理に捨てさせようとすると、喧嘩の原因になりかねません。また、趣味のコレクションや思い出の品など、どうしても「捨てられない大切なもの」は手元に残ってしまうため、断捨離だけで全ての収納問題を解決するのは難しいこともあるでしょう。
家を広くする(広い物件への引っ越し)
断捨離をしても生活スペースが確保できない場合の根本的な解決策として、ウォークインクローゼットがある物件や、1LDKから2LDKなど、より収納の多い広い部屋へ引っ越す方法があります。収納スペースそのものが増えるため、荷物があふれるストレスは一気に解消され、心置きなく広々と暮らせるようになります。
しかし、最大のネックは金銭的な負担です。部屋を広くして家賃が毎月2〜3万円上がった場合、年間で数十万円の出費増となります。さらに、敷金・礼金、仲介手数料、引っ越し業者への依頼費用など高額な初期費用がまとまって必要になるため、二人の今後の生活資金や貯金計画を大きく圧迫してしまうのがデメリットです。
実家に預ける

収納しきれないものやシーズンオフのもの、趣味のものなどを、お互いの実家に預けるというのもひとつの手です。
ただし、実家でもスペースが限られている、荷物の出し入れが自由に行えるとは限らないなどのデメリットがあります。実家に荷物を預ける際は、荷物の量や期間を決めて預けるのがポイントです。また、いつまでも実家に荷物を置いておくと、家族の負担になってしまうことも注意が必要です。
以下の記事では、実家に荷物を預けるリスクについて解説していますので、荷物の保管を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事
トランクルームに保管する

シーズンオフの衣類や布団、扇風機やこたつといった季節家電、趣味のコレクションなどは、トランクルームに保管するのが適しています。
家電や衣類、本といったデリケートなものは、空調設備の整っている屋内型トランクルームに保管することを推奨します。また、いつでも荷物を出し入れできるよう、24時間365日利用できるトランクルームを選ぶのがポイントです。
トランクルームを選ぶ際は、立地や利用料金なども考慮に入れて選ぶようにしましょう。
関連記事
トランクルームとは?【初心者向け】種類・料金相場・失敗しない選び方をプロが解説
専門家が教える!外に出すべき荷物とトランクルーム活用法
整理収納アドバイザーが考える同棲を成功させる秘訣は、生活空間に「今使っているものだけ」を置くことです。お互いの「捨てられない大切なもの」が喧嘩の原因にならないよう、トランクルームを「2人の第2のクローゼット」として活用し、荷物の逃げ道を作ってあげることをおすすめします。
トランクルームには、日常的には使わない以下のものを保管するのがベストです。
- 家財・家具:将来広い家に住んだ時に使いたい思い入れのある家具、重複してしまった家電
- 季節家電:扇風機、こたつ、ヒーターなど
- シーズンオフの衣類・寝具:冬物アウター、毛布、羽毛布団
- お互いの趣味の物:スノーボード、キャンプ用品、コレクションアイテム、本
衣類や趣味のアイテムを安心して保管するなら、24時間利用可能で空調設備が整った「屋内型トランクルーム」が最適です。
私たちストレージ王では、お客様の荷物量に合わせた様々なサイズの部屋をご用意しています。まずは「収納シミュレーション」で必要な広さをチェックし、お互いのパーソナルスペースが保たれた快適な同棲生活をスタートさせましょう!
まとめ
同棲では、収納が足りなくなりがちです。お互いの荷物の扱いやスペースの使い方について、事前に話し合ってルールを設けておきましょう。同棲生活ではものを増やしすぎないようにし、お互いのスペースを侵食しないようにすることが重要です。
どうしても荷物が収納しきれない場合は、トランクルームの活用もおすすめです。かさばるシーズンものの衣類や季節家電、趣味のコレクションなどをトランクルームに保管しましょう。
ストレージ王では、屋内型トランクルームを含む複数タイプの店舗を各地で展開しており、24時間出し入れ可能な店舗も用意しています。ぜひお近くの店舗をご検討ください。

