季節ものの収納術｜衣類・家電・小物のしまい方と場所の悩みを一挙解決

季節ものや特定のイベントで使用するもの、アウトドア用品などは、使用頻度が低い分収納場所に困ることもしばしばあります。

自宅にどのような季節ものがあるかを確認し、それぞれ適した場所と方法で収納するのがポイントです。

この記事では、季節ものの収納について、アイテム別におすすめの収納方法と収納場所を解説します。汚れや傷み、故障を防ぐための方法や、おすすめの収納グッズについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事のまとめ

• 季節ものは来年も使うかを見極めて収納する
• 季節ものはアイテムごとにかさばらない・傷まない収納を心がける
• ニトリ、無印、100円ショップの収納アイテムを活用！
• 収納が足りないときはトランクルームへの保管がおすすめ

まずは確認！収納しておくと便利な「季節もの」アイテム一覧

よくある季節もののアイテムを、ジャンル別にピックアップしてみました。この表を参考に、自宅にある季節もののアイテムを今の機会に確認しておくことをおすすめします。

次のシーズンも気持ちよく！収納前に必ずやるべき3つの基本ステップ

衣類や寝具、家電などを汚れや故障から守るため、また、不要なものを溜め込まないために、収納前に行っておきたい以下のステップについて解説します。

• ステップ1：汚れを徹底的に落とす
• ステップ2：湿気は厳禁！しっかり乾燥させる
• ステップ3：「来年も使うか」を見極めて仕分ける

ステップ1：汚れを徹底的に落とす

まずは、収納するものの汚れを徹底的に落としておきましょう。

衣類は洗濯やクリーニングをして、汚れを落とします。皮脂汚れが付着したまま収納すると黄ばみや虫食いの原因となるため、一見して汚れていなさそうに見えても洗濯してから収納しましょう。

家電はほこりを拭き取ったり、フィルターの掃除をしたりして汚れを落としておきます。

ステップ2：湿気は厳禁！しっかり乾燥させる

衣類などをしまう場合は、しっかり乾燥させてから収納しましょう。生乾きで収納すると、悪臭やカビの原因になります。ひな人形を収納する際は、まず毛ばたきや柔らかい布などを用いて、丁寧に汚れを落とします。次に、顔を和紙や乾いた紙で包み、汚れから守ります。

また、収納場所の換気が十分でない場合は、除湿剤などを入れるようにします。可能な限り、湿度が高くならない環境を整えることがポイントです。

そのほか、収納する場所のほこりを掃除しておくようにしましょう。ほこりは湿気を吸いやすく、カビが生える原因にもなります。

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ステップ3：「来年も使うか」を見極めて仕分ける

季節ものを収納する際、不要なものは思い切って処分するのも1つの方法です。不要なものを溜め込まないためにも、処分するかどうかの基準を決めて整理してみましょう。

サイズアウトしている衣類や、傷みがあるもの、流行を過ぎたものなどは処分を検討してみましょう。また、「1年以上使っていないもの」や、「来年は使わなさそうなもの」も処分を検討してみるのがおすすめです。

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【アイテム別】かさばらない！傷まない！季節ものの賢い収納術

季節ものを収納するポイントについて解説します。アイテム別に、かさばらない・傷まない収納のコツを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

衣類（アウター・セーター・オフシーズンの服）の収納

衣類は、収納している間に型崩れしたり虫食いが発生したりしないか心配ですよね。

ニットやセーターは、できるだけ畳んで収納したほうが型崩れを防ぎやすくなります。ハンガーに吊るして長期間収納すると、重みで型崩れしてしまう可能性があるからです。

また、ニットやセーターを上に積み重ねるように収納すると、衣類同士の重みでシワになるケースがあります。そこで、引き出しや収納ケースに保管する際は、本のように立てて収納し、衣類が重ならないように工夫しましょう。

衣類を虫食いやカビから守るために、防虫剤や除湿剤も欠かせません。また、防虫剤と除湿剤を正しく使うのもポイントです。

防虫剤は、衣類の上に置くようにしましょう。クローゼットの中に吊るすタイプの防虫剤は、左右に均等に設置するのがポイントです。使いすぎるとシミになるため、適量にとどめましょう。

除湿剤は、密閉した場所で使うことで効果を発揮します。きちんとフタや扉が閉まる収納場所で使いましょう。また、定期的に交換するのもポイントです。

扇風機・ヒーターなどの季節家電の収納

扇風機やヒーターといった季節家電は、そのまま収納するとほこりなどで故障してしまう可能性があります。

購入時の箱が残っている場合は、箱の中に入れて保管するのがおすすめです。箱がない場合は、専用のカバーや大きな布をかけるなどして対策しましょう。

長いコードは、そのままだと邪魔です。コードリールや結束バンドなどを使ってすっきりまとめましょう。

布団・毛布など寝具の収納

布団や毛布をコンパクトに収納するには、圧縮袋や布団収納ケースを活用しましょう。

圧縮袋は、専用の袋に布団を入れ、手で押したり掃除機を使ったりして空気を抜き、圧縮します。布団の体積が減るため省スペースで布団を収納できるというメリットがありますが、湿気が入り込むとカビの原因になる、布団の形状が戻らなくなる可能性があるという点がデメリットです。

立てて収納できる布団収納ケースも、スペースを有効活用できます。圧縮袋が不安という場合は、布団収納ケースを利用するのもおすすめです。

ひな人形・クリスマスツリーなどイベントグッズの収納

ひな人形やクリスマスツリーといった、パーツが多いものはまとめて保管しておきましょう。

ひな人形やひな壇、クリスマスツリーは、パーツが欠けると組み立てられなくなります。写真に撮っておく、パーツを種類ごとに小袋に分けるなどして、次回も使えるようにしておきましょう。

ひな人形を収納する際は、まず毛ばたきや柔らかい布などを用いて、丁寧に汚れを落とします。次に、ひな人形を汚れから守るため、ひな人形の顔を和紙や乾いた紙などで包みます。通気性のいい収納ケースに入れ、風通しのいい場所で保管しましょう。

乾燥剤や防虫剤の活用も重要です。人形用の防虫剤を使用して、シミなどがつかないようにしましょう。

靴・小物（ブーツ・サンダル・マフラーなど）の収納

靴は、型崩れしないように保管するのがポイントです。

靴箱やクローゼットの中にぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと型崩れの原因となるため、スペースに余裕を持って収納しましょう。靴を1つずつ収納できるケースや、購入時の箱を再利用するのもおすすめです。

革靴やローファーの場合は、シューキーパーや丸めた新聞紙を入れて形を整えます。ブーツの場合はブーツキーパーを使うのもおすすめです。

靴以外の小物は、季節ごとにまとめて箱や収納ケースに入れ、ラベリングしておきましょう。念のため、乾燥剤も一緒に入れておくことをおすすめします。

【場所別】どこにしまう？デッドスペース活用収納アイデア

自宅の限られたスペースを有効活用するための、以下のアイデアについて解説します。

• クローゼット・押入れは「上下」を使い分ける
• ベッド下・ソファ下のデッドスペースを収納場所に
• 【注意点も解説】ベランダ・屋外物置での保管

クローゼット・押入れは「上下」を使い分ける

クローゼットや押入れは、「上下」を使い分けるようにしましょう。

クローゼットや押入れは、高さがあるため、上段と下段に分かれていたり、天袋や枕棚が設置されていることが多いです。よく使うものは下段や取り出しやすい場所に、しばらく使わないもの、使う頻度が低いものは上段や棚の中に収納するのがおすすめです。

上段に収納したものも、取り出しやすいように取っ手付きの収納ケースを使用するのがおすすめです。

ベッド下・ソファ下のデッドスペースを収納場所に

ベッドやソファの下といった、デッドスペースも収納場所として活用できます。

高さの低い収納ケースや、ベッド下専用の収納ケースなどを使用して、収納スペースを増やしましょう。取り出しやすいよう、キャスター付きの収納ケースを選ぶのがポイントです。

ただし、ベッドやソファの下はほこりが溜まりやすい場所でもあります。汚れから守るため、フタ付きの収納ケースを選びましょう。

【注意点も解説】ベランダ・屋外物置での保管

ベランダや納屋、倉庫など、屋外で保管するのも1つの方法です。プラスチック製品やアウトドア製品、バーベキュー用品やキャンプ用ライトといった屋外での使用が想定されている家電などが保管できます。

ただし、衣類や人形といった、温度や湿度の変化に弱いものは、屋外ではなく屋内で保管するようにしましょう。

また、屋外で保管できるものについても、不織布カバーや専用カバーをかけて汚れ対策を行うのがおすすめです。カバーをかけることで直射日光も防げるため、劣化対策にもなります。

どうしても収納スペースが足りない場合は、トランクルームなどの自宅以外の場所を利用することを検討しましょう。ストレージ王では、季節ものの収納に適したトランクルームを各地にご用意しています。季節品の保管場所にお悩みの方は、ぜひストレージ王のトランクルームのご利用をご検討ください。

ニトリ、無印、100円ショップを活用！季節もの収納のアイデア

季節ものの収納におすすめな、ニトリ・無印良品・100円ショップの上手な使い方をご紹介します。

【ニトリ】サイズ展開が豊富！日本の住環境にフィット

ニトリの強みは、押入れの奥行きやクローゼットの幅など、日本の住環境に合わせた豊富なサイズ展開です。

例えば、押入れの奥まで無駄なく使えるキャスター付きの収納ケースや、奥行きが深いタイプの引き出しは、かさばる布団や季節家電の収納に適しています。

クローゼット収納では、組み合わせて使える収納スタンドや吊り下げ収納などを活用すると、デッドスペースになりがちな縦の空間を有効に使え、小物類も効率よく整理できます。

【無印良品】シンプルで機能的！見せる収納にも

無印良品の収納グッズは、シンプルなデザインとサイズが揃っていて組み合わせやすい点が特徴です。

半透明の収納ケースや布製のソフトボックス、ファイルボックスなどは、クローゼットや押入れの上段・枕棚にも収まりやすく、並べるだけで統一感のある「見せる収納」としても活用できます。

半透明のケースは中身がうっすらと見えるため把握しやすく、ラベルを併用すれば、次のシーズンに取り出す際も一目瞭然です。また、頑丈な収納ボックスは、アウトドア用品など重さのあるものの収納にも適しています。

【100円ショップ（ダイソー・セリアなど）】小物整理やちょい足しに大活躍

100円ショップは、小物整理のグッズや消耗品を揃えるのに便利です。手頃な価格で様々なアイテムが揃うため、「もう一つ収納を足したい」場合や、細かいアイテムを分類したい場合に活躍します。

例えば、引き出しや大きな収納ケースの中を整理するための仕切り板や小型のトレー、不織布の収納ケースなどは、マフラーや手袋、水着といった季節の小物を分類するのに役立ちます。

また、衣類をコンパクトにするための圧縮袋や、収納に必須の防虫剤・除湿剤など、シーズンごとに必要になる消耗品を揃えるのにもおすすめです。

季節ものを収納する際に覚えておきたいワンポイント

ここから、季節ものを収納する際に意識したいワンポイントを紹介します。このワンポイントを覚えておくことで、季節ごとの衣替えや模様替えもぐっと楽になりますよ。

季節ものは季節ごとに分類して収納する

季節ものは、シーズンごとに分けて収納しておくことで、次のシーズンの準備が楽になります。

例えば、春夏秋冬で分けて衣類を収納することで、季節ごとの衣替えがしやすくなります。また、季節ごとに使いたい家電やグッズをまとめて置くことで、必要なものを必要なときに取り出せて便利です。

小型の収納ケースなどを活用することで、細かいものもしっかりと季節ごとにまとめられます。

日ごろ使わないものを分解して収納する

容積の大きい季節ものは、分解して収納することでスペースを有効活用できます。例えば、組み立て式のクリスマスツリーや、ケーブルが外せる家電などは、取り外してからの収納がおすすめです。

ただし、後でどの部品をどこに入れたかわからなくならないように、しっかりとまとめて収納することが大切です。

「どうしても収納場所がない…」そんなときはトランクルームがおすすめ

収納術を試しても、「そもそも、しまう場所が足りない…」というケースもありますよね。特に、年に数回しか使わない季節ものは、居住スペースや本来の収納を圧迫しがちです。

そんな根本的なスペース不足を解決し、快適な住空間を取り戻す手段がトランクルームの活用です。

季節ものをトランクルームに保管することで、ご自宅にスペースが生まれ、日常で使うものだけをスッキリと収納できます。

また、空調設備が整った屋内型トランクルームなら、湿気やほこり、急激な温度変化から大切な季節ものを守ることができます。自宅の押入れよりも良い環境で保管できるため、次のシーズンも安心してご利用いただけます。

ストレージ王では、季節ものの保管に便利なトランクルームをご用意しています。普段は使わないものや、大切に保管しておきたいものは、ぜひストレージ王のトランクルームの利用をご検討ください。

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アイテム別に適した方法で収納しよう

季節ものを収納する際は、それぞれのアイテムに適した方法や場所で収納するのがポイントです。温度や湿度に弱いものや虫食いの心配があるものは、屋内で防湿・防虫対策をしたうえで保管しましょう。屋外で保管できるものについても、カバーをかけるなどして対策をしておくのがおすすめです。

収納スペースは、押入れやクローゼット以外に、ベッド・ソファ下のデッドスペースも活用できます。

ただし、断捨離をして数を減らしたり、スペースを活用したりしてもなかなか収納しきれないという場合もあります。そんなときはトランクルームの利用がおすすめです。トランクルームの利用を検討する際は、屋内型トランクルーム・屋外型トランクルームを各地に展開しているストレージ王をぜひご検討ください。