喪服の収納、どうする？シワや虫、カビを防ぐコツを解説
目次
喪服を一度着てタンスにしまいこんでいたら、シワになってしまっていたり虫食いやカビが発生していたりした経験はありませんか？
喪服は着る機会が少なく、ついついしまいっぱなしになってしまいますよね。今回は、喪服のシワや虫食い対策や、カビを防ぐ収納方法について解説します。
洋服だけでなく、着物の喪服の収納方法や、収納時の注意点、トランクルームに預ける際のポイントについても解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
喪服を収納する方法とポイント
喪服を収納する際は、押し入れやタンスの中に収納する場合と、クローゼットに収納する場合とで押さえておくべきポイントが異なります。
喪服を収納する方法とポイントについて、押し入れやタンスの場合とクローゼットの場合に分けて解説します。
押し入れやタンスの中に畳んで収納する
喪服を畳んで収納する際、気になるのがたたみジワです。
ジャケットは裏返して、袖を肩のあたりから折り目と平行になるように内側に折り込むと畳みジワを防ぎやすくなります。両方の袖を畳んだら、裾を折り上げます。
衣装ケースやタンスに喪服をしまう際は、ぎゅうぎゅうに入れてしまうとシワの原因になるので、余裕を持たせるようにしましょう。
また、重い衣類の下に入れてしまうとシワがつく原因となります。押し入れやタンスに収納する場合は、喪服を一番上にして収納することでよりシワを防ぎやすくなります。
ハンガーにかけてクローゼットに収納する
ハンガーに喪服をかける際は、ハンガーの跡がついたり型崩れしたりしないよう、太めのハンガーにかけるのがおすすめです。
また、埃を避けるためクリーニングのビニールがついたままハンガーにかけてしまいがちですが、ビニールだと湿気がこもってカビの原因になってしまいます。
ビニールカバーは取り、不織布カバーをつけるのがおすすめです。虫除けのため、ハンガータイプの防虫剤も使用することでよりカビの発生を抑えることができます。
着物の場合の収納方法
着物の喪服の場合は、収納する前に汗や湿気を取り除いておくことが重要です。半日から一晩ほど干して、汗や湿気を飛ばしておきましょう。この時、日が当たる場所だと色褪せしてしまうので、必ず日陰に干すのがポイントです。
湿気を飛ばしたら喪服をたたみ、たとう紙で包みます。タンスや衣装ケースに喪服を収納しますが、着物の場合もぎゅうぎゅうに詰めるとシワの原因になるので、余裕を持って収納するのが重要です。
喪服を収納する際の注意点
喪服を収納する際は、シワや虫食い、カビが起きないよう注意する必要があります。喪服を収納する際に押さえておきたい、以下の3つの注意点について解説します。
- 着用後は洗濯かクリーニングをする
- 虫食いや湿気対策をする
- 収納しきれない喪服はトランクルームに預ける
着用後は洗濯かクリーニングをする
喪服を着用したあとは、必ず洗濯かクリーニングをしてから収納しましょう。
喪服は頻繁に着ることはあまりないので、一度しまってしまうと取り出すまでに期間が空いてしまいます。皮脂や汗がついたまま長期間収納するとカビの原因になるので、洗濯してから収納するのがポイントです。
虫食いや湿気対策をする
喪服の収納で気になるのが、虫食い対策です。虫食いが発生しないよう、防虫剤を入れておくのがおすすめです。ただし、防虫剤の効果には期限があるので、忘れずに交換しましょう。
また、定期的に喪服を取り出し、虫干しをするのもおすすめです。
虫干しは、梅雨明け（7月ごろ）、秋の終わり（10月〜11月）、冬（1月〜2月）の3回行うのが理想的です。晴れの日の明るいうちに4時間ほど干し、虫干しを行います。虫干しが終わったらブラシでほこりを取り、再度収納します。
また、湿気対策も重要です。喪服や他の衣類をぎゅうぎゅうに押し込んでいたり、ビニールに包んでいると湿気が溜まりやすくなります。埃をふせぎたい場合は不織布に包み、スペースに余裕を持って収納しましょう。クローゼットや押し入れに、除湿剤を入れておくのもおすすめです。
収納しきれない喪服はトランクルームに預ける
収納しきれない喪服がある場合は、他の衣類や家具などと一緒にトランクルームに預けるという選択肢もあります。虫食いや湿気、ほこりなどを防ぐためにも、空調設備が整っている屋内型トランクルームに預けるのがおすすめです。
衣類の収納方法やトランクルームに預ける際のポイントについては、以下の記事でも解説しているのでこちらもご参照ください。
まとめ
喪服を収納する際は、シワや虫食い、カビが発生しないよう注意して収納する必要があります。シワにならないよう、タンスや収納ケースにしまう際は衣服でぎゅうぎゅう詰めにせず、スペースに余裕を持って収納するのがおすすめです。
また、虫食いやカビを防ぐために、除湿剤や防虫剤を使用したり、定期的に虫干しするのもおすすめです。収納前にクリーニングか洗濯をしておき、虫食いの原因となるゴミや髪の毛、皮脂などを取り除いておきましょう。
喪服の収納スペースがない場合は、トランクルームに預けるという方法もあります。空調設備が整っており虫食いやゴミ、ホコリの心配が少ない屋内型のトランクルームに預けるのがおすすめです。
ストレージ王では、屋内型のトランクルームを全国に展開しています。衣服や家具、コレクションなどをトランクルームに預ける際は、ぜひご検討ください。
