収納の地震対策4選|地震に備える収納のコツを解説
地震が到来すると、本や食器などが収納棚から落ちて床に散らばることがあります。大きな地震の場合は、収納家具そのものが倒れてくる可能性もあり、危険です。地震に備えて、収納物が落ちたり収納家具が倒れたりしないよう対策しておくことが重要です。
この記事では、収納の地震対策について解説します。この記事を参考に、できるところから地震対策を始めておきましょう。
収納家具の地震対策4選
地震が発生した際は、家具が倒れたり、収納物が飛び出したりして怪我をする可能性があります。地震による被害を軽減するため、対策をしておくことが重要です。
収納家具に行っておきたい地震対策について、以下の4選を紹介します。
- L字金具でネジ止めをする
- 転倒防止シートを敷く
- キャスターをロックする
- 飛び出し対策をする
L字金具でネジ止めをする
1つ目の地震対策は、収納家具を壁や床にL字金具を使って固定することです。
地震による家具の転倒を避けるため、食器棚や本棚、タンスといった家具はL字型金具で固定しておくのが基本です。L字型金具を使うのが難しい場合は、突っ張り棒で天井と家具の間の隙間を固定する方法もあります。
転倒防止シートを敷く
地震対策2つ目は、大きな家具の下に点灯防止シートを敷くことです。
タンスのような大きな家具は、倒れるとぶつかったり下敷きになったりして危険です。また、通路やドアを塞いでしまい家から出られなくなる可能性もあります。
家具の転倒防止のため、壁際に設置された家具の下に敷いて壁に寄り掛からせ、倒れにくくする転倒防止シートを敷くのがおすすめです。
キャスターをロックする
3つ目の地震対策は、キャスター付きの家具のキャスターをロックしておくことです。
キャスター付きのタンスやラックといった収納は、地震の揺れで転がり体にぶつかる可能性があります。動かさないときはキャスターをロックするか、下皿を敷いて固定しておきましょう。
飛び出し対策をする
4つ目の地震対策は、家具の中のものが飛び出さないようにしておくことです。
激しい揺れが起きると、棚の中のものが勢いよく飛び出してくる可能性があり、頭や顔、体にぶつかることがあり危険です。また、食器などのものが落ちて割れると、踏んで怪我をする可能性もあります。食器棚や本棚に、中のものが飛び出さないよう対策をしておきましょう。
飛び出し防止のため、耐震ラッチ(振動を感じると扉をロックする)や落下防止テープ(食器や本の下に敷いて飛び出しを防ぐ)などで対策しておきましょう。
地震に備える収納のコツ
地震の被害を軽減するため、日頃から行っておきたい以下の収納のコツについて解説します。
- 棚の上に物を置かないようにする
- 物を増やしすぎないようにする
- トランクルームに備蓄品を保管しておく
棚の上に物を置かないようにする
1つ目のコツは、棚の上に物を置かないようにすることです。
棚の上に物を置くと、地震の揺れで落ちてきて怪我をしたり破損したりする可能性があります。棚の上にはなるべく物を置かず、扉付きの収納の中にしまうようにしましょう。
どうしても扉がついていない場所に置く場合は、滑り止めマットなどを敷いて落下、飛び出し防止対策をしておきましょう。
物を増やしすぎないようにする
2つ目のコツは、家の中の物を増やしすぎないようにすることです。
収納に収まりきらないほどものが多いと、地震の際の怪我や破損の原因になります。なるべく物を増やしすぎないよう、買いすぎない、溜め込みすぎない、定期的に片付けるといった工夫が必要です。
どうしても処分できないものや、使用頻度は低いが必ず使うシーズンもの、アウトドア用品などは、トランクルームを利用するのも1つの方法です。
トランクルームに備蓄品を保管しておく
3つ目のコツは、防災グッズや備蓄品をトランクルームに保管しておくことです。トランクルームを利用する際は、家財道具だけでなく防災グッズも保管しておきましょう。家の中だけでなくトランクルームにも備蓄品を保管することで、家の中に入れなくなった場合でも備蓄品を取り出すことができます。
水や食料、医薬品、簡易トイレといった備蓄品は3日分以上保管しておくと安心です。家族4人だと押入れ半間はスペースが必要ですが、トランクルームを活用することで家のスペースを圧迫することなく備蓄品の保管が可能です。
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まとめ
地震で収納物が散らばったり、収納家具が倒れたりすると、怪我をする可能性があり危険です。落下や転倒を防止するための対策をしておきましょう。
また、いざというときのために、日頃から整理整頓をしておく、家に物を増やしすぎないといった工夫も必要です。使用頻度が低いイベントグッズや、冬物などのシーズン物、アウトドア用品など、収納を圧迫するものはトランクルームでの保管も検討してみましょう。
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