入居時の掃除でやるべきこととは?掃除のポイントを解説

ストレージ王編集部
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引越しで新しい部屋に入居する際は、清潔な状態で気持ちよく新生活をスタートしたいですよね。入居時には、家具を運び込む前に掃除をして、汚れや埃を取り除いておくのがおすすめです。

この記事では、入居前の掃除がおすすめな理由と掃除のポイントについて解説します。

入居前の掃除が必要な理由

新居に入居したら、家具や荷物を運び込む前に掃除をしておくのがおすすめです。

入居前の掃除をおすすめする以下の理由について解説します。

  • 家具がないので楽に掃除ができる
  • 入居前の部屋の状態を把握できる
  • 害虫対策ができる
  • 傷や汚れを予防できる

家具がないので楽に掃除ができる

入居前は家具を運び込む前なので、楽に掃除ができます。特に床や壁などは大きな家具を置いたあとだと掃除しにくい箇所なので、入居前にやっておくのがおすすめです。

床に埃がたまっていると、家具が汚れてしまう可能性があります。入居前に掃除を終わらせておくことで、運び込んだ家具が汚れるのを防ぐこともできます。

入居前の部屋の状態を把握できる

入居前に掃除をしておくことで、入居前の部屋の状態を把握できる点も重要です。

退去時には、原状回復のための費用を請求されることがあります。家具を運び込む前に部屋の状態を確認し、もとからあった傷や汚れを確認したり、写真で証拠を撮ったりしておきましょう。退去時に、自分がつけた傷・汚れなのか、元からあったものなのか区別しやすくなります。

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害虫対策ができる

害虫対策も、家具を運び込む前にするのがおすすめです。

薬剤を使う場合、家具をビニールで覆わなければならないこともあるため、家具を運び込んだ後に害虫対策をすると手間がかかります。家具やペットなどへの影響を気にせず対策できるので、入居前に行うのがおすすめです。

傷や汚れを予防できる

傷や汚れは、生活しているうちにどうしてもついてしまうものです。ですが、退去時のことも考えて、できるだけ予防しておきたいですよね。

入居前に掃除をする際に、キッチンやトイレ、お風呂といった水回りで、カビや汚れの予防を行っておくのがおすすめです。窓や鏡の曇り止めもしておきましょう。

また、重い家具を置く場所にマットを敷くなどして、傷、汚れ、へこみなどを予防できます。玄関や部屋のドアなど、大きな家具を運び込む際にぶつけそうなところには養生をしておくことで、家具を運び入れる際の傷や汚れも予防できます。

入居前の新居でするべき掃除のポイント

入居前の新居でするべき掃除のポイント

入居前の掃除の際に気をつけたい、以下のポイントについて解説します。

  • 換気
  • 天井・照明器具の掃除
  • 床・壁・窓の掃除
  • キッチンの汚れ予防
  • お風呂のカビ対策
  • トイレ・洗面台の汚れ予防
  • 害虫対策

換気

掃除を始める前に、窓を開けて換気しましょう。空気がこもっていたり埃がたまっていたりするので、掃除の前に部屋の窓を開けて換気します。

15分〜20分ほど開けておくのがおすすめです。

天井・照明器具の掃除

部屋の掃除は、高いところから低いところに向かってするのがポイントです。

最初に天井や照明器具を軽く拭き掃除しておいて、埃を落とします。照明器具のカバーに埃が溜まっている場合は、入念に掃除をしましょう。

ただし、高いところを掃除する際には足元には十分に気をつけ、脚立などを使って掃除するようにしましょう。

床・壁・窓の掃除

壁や窓を、雑巾やワイパーなどで軽く拭き掃除をします。特に壁は家具を置くと掃除しにくくなるので、埃やチリなどを取っておきましょう。

目立つ汚れや傷がある場合は、写真やメモなどで残しておくのがおすすめです。

壁や窓の掃除が終わったら床を掃除して、掃除の際に落ちた埃や汚れなども一緒に取り除いておきます。

キッチンの汚れ予防

キッチンは、毎日の自炊で汚れがつきやすい場所です。油汚れを予防するため、コンロにレンジガードやガスコンロシートを、レンジフードにフィルターなどを設置しておきましょう。シンクには、コーティング剤を吹きかけておくことで汚れや水垢を予防できます。

キッチンカウンターの撥水コーティングや、キッチンマット設置もおすすめです。

お風呂のカビ対策

お風呂は湿気が溜まりやすく、カビが発生しやすいので対策しておきましょう。

浴槽にはコーティング剤を使ってコーティングをし、汚れを防止します。カビ予防の煙剤などで、お風呂場全体に防カビ対策をするのも1つの方法です。

鏡には曇りや水垢を予防するコーティング剤を塗るのもおすすめです。また、日々の掃除が楽になるよう、排水溝にはゴミ受けを設置しておきましょう。

トイレ・洗面台の汚れ予防

トイレも汚れを予防するため、便器に汚れ予防のためのコーティングをしたり、トイレの床にマットを設置するのがおすすめです。便器と床の隙間に埃、汚れがたまりやすいので、テープなどで埋めておきましょう。

洗面所やトイレの換気扇や窓も掃除をし、埃を取っておくのがおすすめです。

害虫対策

害虫対策は、家具を運び込む前に煙剤を焚くという方法があります。ただし火災報知器が反応する場合があるので、カバーしておきましょう。毒餌を設置しておくのも1つの方法です。

また、害虫はエアコンの配管をつたって外から入ってくる可能性があります。配管穴を塞ぐためのキャップをかぶせておきましょう。ほかにも、キッチン下や洗面所下の配管と床の隙間から害虫が入ってくる可能性があるので、テープやパテで埋めておきましょう。

まとめ

引越しの際は、入居時に家具を運び込む前に掃除をしておきましょう。清潔な状態で気持ちよく新生活をスタートできますし、害虫やカビ防止のための対策もあらかじめ取っておくことができます。退去時のことを考えて、部屋の状態を確認しておくのもおすすめです。

ストレージ王では、掃除に関するコラムを多数掲載しています。掃除のメリットやコツについて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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