掃除でできる花粉対策!掃除の場所やポイントを解説
目次
つらい花粉症の予防として、家の中をよく掃除するのも効果が期待できます。花粉は屋外だけでなく、家の中にも入り込んで花粉症の原因となるため、こまめな掃除が推奨されます。
この記事では、花粉症予防のために掃除すべき場所や、掃除のポイントについて解説します。
花粉症予防のために掃除すべき場所
花粉症を予防するために、花粉が家の中に入り込むのを防いだり、床に溜まった花粉を取り除いたりする必要があります。
花粉症予防のために掃除しておきたい、以下の場所について解説します。
- 玄関
- リビング
- 人の出入りが多い場所
- 衣類の着脱が多い場所
玄関
玄関は、ドアから花粉が入り込んだり、外で衣服に付着した花粉が落ちて溜まりやすい場所です。花粉が家の中に入り込まないよう、こまめに掃除するようにしましょう。
玄関に空気清浄機を置くのもおすすめです。
リビング
リビングは、窓から花粉が入り込んだり、外で付着した花粉が落ちたりして花粉が溜まりやすい場所のため、こまめに掃除するのがおすすめです。
カーテンやソファといった布製品や、テレビのように静電気を発する家電も花粉が付着しやすい箇所です。モップやワイパーで、こまめに埃を取るようにしましょう。忘れがちな棚の上も、念入りに花粉を拭き取ります。
玄関同様、空気清浄機を置くのも1つの方法です。
人の出入りが多い場所
居室、廊下といった、人の出入りが多い場所もこまめに掃除をすることが推奨されます。
人の出入りが多い場所は、衣服についた花粉が落ちて溜まりやすくなります。また、人の動きで花粉が舞い上がるため、花粉症にも影響が出やすいと考えられます。
念入りに掃除して、埃や花粉を拭き取っておくことが重要です。
衣類の着脱が多い場所
脱衣所のような、衣類の着脱が多い場所も対象です。
衣類の着脱が多いと、衣類に付着した花粉が落ちるので床に花粉が溜まりやすくなります。こまめに掃除することも重要ですが、花粉を家の中に持ち込まないために工夫することも大切です。
花粉症を掃除で防ぐコツ
花粉症を掃除で予防するために気をつけたい、以下のポイントについて解説します。
- 花粉は部屋に入る前に落とす
- 洗濯物に花粉防止スプレーをかける
- 洗濯には柔軟剤を使う
- なるべく拭き掃除をする
花粉は部屋に入る前に落とす
花粉は、外で衣類に付着した花粉が家の中に落ちることで床や家具などに溜まっていきます。外から帰ってきたら、部屋に入る前に衣類に付着した花粉を落とすことが重要です。
玄関にクリーナーやブラシなどを置いておき、衣服の埃をとってから家の中に入るようにしましょう。
玄関にハンガーラックを置いておき、ジャケットやコート、ストールなどをラックにかけてから入室するのもおすすめです。また、家の外で服をはたいてから玄関に入るようにしましょう。
衣類に付着した花粉やドアから入ってきた花粉は、玄関の床や棚に溜まっていきます。モップやハンディクリーナーなどを置いておき、こまめに玄関の床や棚の上を掃除する習慣をつけるのもおすすめです。
洗濯物に花粉防止スプレーをかける
洗濯物を外に干すと、洗濯物に花粉が付着してしまいます。洗濯物を干すときに花粉防止スプレーをかけることで、花粉の付着をある程度抑えることが可能です。
乾燥機があるのであれば、花粉の季節の間は乾燥機を使い、外に干さないようにするのも1つの方法です。また、コインランドリーを利用するという方法もあります。
布団を干すと花粉が大量についてしまう可能性があるため、花粉の時期はできるだけ干さないほうが良いでしょう。その代わり、布団乾燥機を使ったり部屋の中で干すなどして乾燥させることが推奨
されます。
洗濯には柔軟剤を使う
花粉は、静電気によって衣類に付着しやすくなるという性質を持っています。洗濯の際に柔軟剤を使うことで静電気を抑制でき、花粉の付着も抑える効果が期待できます。
衣類に静電気防止スプレーをかけるのもおすすめです。
なるべく拭き掃除をする
床掃除をする際は、なるべく拭き掃除をすることで花粉を取り除きやすくなります。
花粉は床に落ちて溜まるため、人の行き来や掃除機などで舞い上がり、掃除をしてもあまり効果が出ない可能性もあります。床に溜まった花粉をまとめて取り除くために、ワイパーや雑巾などで拭き掃除をしてから掃除機をかけるのがおすすめです。
まとめ
花粉は、外から入り込んで家の中の床や家電製品の上などに溜まっていきます。こまめに掃除をして花粉を取り除き、花粉症を予防しましょう。
玄関や人の出入りが多い場所、衣類の着脱が多い場所は、外から入り込んだ花粉が特に溜まりやすい場所です。家の中に花粉を持ち込まないように外で服をはたいてから入室したり、こまめに拭き掃除をしたりして花粉を溜めないように工夫することが重要です。
家の中にものがたくさんあると、掃除がしにくくなってしまいます。掃除を楽にするためにも、使用頻度の低いものやシーズンものなどは、トランクルームに保管するのがおすすめです。