トランクルームに防音設備はある?楽器を預ける際の注意点を解説

ストレージ王編集部
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しばらく演奏する予定がない楽器や大きな楽器などが自宅にあると、楽器の収納場所に困ることがありますよね。その場合は、楽器をトランクルームに預けるのがおすすめです。

楽器をトランクルームに預ける際、気になるのが防音設備です。「トランクルーム内で楽器の演奏を行っても大丈夫か?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、トランクルームに防音設備はなく、楽器の演奏や練習をすることはできません。

今回は、トランクルームに防音設備がない理由と、楽器を預ける際のポイントについて解説します。

トランクルームに防音設備はない

トランクルームに防音設備はない

トランクルームは、倉庫業法に基づいて運営されており、国土交通省が定めた基準を満たしている業者が優良トランクルーム業者として認定を受けています。その基準とは、定温・常温・定湿・常湿・防虫・防塵・防磁の7つで、防音は含まれていません。

防音は義務ではないため、防音設備がないトランクルームが多いのです。

トランクルームでの楽器の演奏や練習は禁止

トランクルームでの楽器の演奏や練習は禁止

トランクルームで、楽器の演奏や練習は基本的にできません。楽器の演奏をはじめ、大きな音を立てる行為が禁止されていることも多いです。

なかには防音設備があり、楽器の演奏・練習を許可しているトランクルームもありますが、無断で行わず確認や許可をとることをおすすめします。

また、楽器の演奏可能なトランクルームであっても、夜間の演奏が禁止されていたりとルールが設けられている場合があるので、あわせて確認しておきましょう。

トランクルームに楽器を保管する際のチェックポイント

トランクルームに楽器を保管する際のチェックポイント

トランクルームで楽器の演奏をすることはできませんが、楽器を預けることは可能です。トランクルームに楽器を保管する際に、チェックすべき以下のポイントについて解説します。

  • 空調設備が整っているか
  • 楽器を出し入れしやすい設備になっているか
  • セキュリティがしっかりしているか

空調設備が整っているか

1つ目は、トランクルームの空調設備が整っているかという点です。

楽器はデリケートなので、高温多湿になる環境は避ける必要があります。楽器を預ける際は、気温や湿度に左右されにくい屋内型のトランクルームを選ぶのがおすすめです。

楽器を保管する時に最適な温度は15〜25℃、湿度は40℃〜50℃が理想とされています。空調設備や、換気が行き届いているかチェックしましょう。

楽器を出し入れしやすい設備になっているか

2つ目は、楽器を出し入れしやすい設備が整っているかどうかという点です。

楽器は大きいものや重いものがあるので、楽器の出し入れがしにくいトランクルームだと、預ける際に手間がかかったり、壁や床に楽器をぶつけてしまったりする可能性があります。

エレベーターや、台車を使う場合のスロープなど、楽器の持ち運びや出し入れがしやすい設備が整っているトランクルームがおすすめです。また、台車の貸し出しを行なっているトランクルームを選ぶのも選択肢の1つです。

セキュリティがしっかりしているか

3つ目のポイントは、セキュリティがしっかりしているかどうかという点です。

楽器は高価なものも多いので、万が一盗難に遭うかもしれないことを考え、トランクルームのセキュリティも確認しておくことをおすすめします。

トランクルームやエントランス、フロアの施錠はどうなっているか、無関係の人間が入れないようになっているかという点をチェックしておきましょう。また、防犯カメラの設置やスタッフによる巡回を行っているかも重視したいポイントです。

トランクルームに楽器を預ける際の注意点

トランクルームに楽器を預ける際の注意点

トランクルームに楽器を預ける際は、以下の点に注意しましょう。

  • 乾燥剤で湿気対策をする
  • 定期的に持ち出して演奏し、楽器の状態をチェックする

空調設備が整っているトランクルームであっても、雨の日や梅雨の時期などはどうしても湿度が上がってしまいます。乾燥剤をトランクルーム内に置いておき、湿度が上がりすぎないような工夫が必要です。

また、預けっぱなしにするのではなく、定期的に楽器を点検しましょう。定期的にトランクルームから持ち出して演奏し、楽器の状態チェックやメンテナンスを行います。

トランクルームにギターを預ける際の注意点について、以下の記事で詳細に解説していますのであわせてご覧ください。

トランクルームにギターは保管できる!よい状態を保つために知っておきたい利用方法

トランクルームでの作業は物音に気をつける

トランクルームでの作業は物音に気をつける

楽器に限らず、基本的にトランクルームで大きな音を出すことは控え、作業時は物音に気をつける必要があります。

出し入れの際に多少音がするのは仕方ないことですが、騒音を出しすぎたり大声を出したりしないよう気をつけましょう。また、トランクルーム内で出し入れ以外の作業を行うのも原則的に禁止されていることが多いので、必要のない作業をするのは控えましょう。

預けているものをメンテナンスしたり、コレクションを鑑賞したりする際は、一度トランクルームから持ち出して自宅などで行うのがおすすめです。

まとめ

トランクルームには防音設備がないことが多く、トランクルーム内での楽器の演奏は基本的に禁止されています。長時間の利用も禁止されている場合が多いので、トランクルームに楽器を預ける際は出し入れの作業のみを行い、演奏やメンテナンスは他の場所で行うことをおすすめします。

トランクルームに楽器を預ける際に注意したいのが、空調やセキュリティです。空調設備が整っており湿気や気温の影響を受けにくいトランクルームや、セキュリティがしっかりしているトランクルームを選ぶのがおすすめです。

ストレージ王の屋内型トランクルームは、空調設備を整えているほか、警備会社のセキュリティシステム導入でセキュリティ対策も行っています。楽器の収納を検討されている方は、ぜひお近くのストレージ王の店舗をご検討ください。

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