トランクルームにギターは保管できる!よい状態を保つために知っておきたい利用方法
ギターが趣味で、たくさんのギターをコレクションしている人もいるのではないでしょうか。
ギターの本数が増えると、すべてを家に保管するのは難しくなります。そういう時に利用できるのがトランクルームです。
しかし、ギターはデリケートな楽器なので、保管方法には気を遣う必要があります。
今回はギターをトランクルームに保管する時に、知っておきたいポイントを解説します。
楽器を弾くことはできない!管理も自己責任で
トランクルームで楽器を弾くことはできない
騒音の問題があり家ではギターの練習ができないということで、トランクルームを保管場所としてだけではなく、練習の場として利用しようと考えている人もいるでしょう。
トランクルームはある程度のスペースがあるため、練習に最適の場所と感じるかもしれませんが、基本的に楽器の演奏をすることはできません。
あくまで荷物を保管するための場所なので、大きな音を出したり、トランクルーム内で作業したりすることは禁止されています。防音設備もありませんし、ルールを破って楽器を演奏すると退去させられる可能性があるので注意してください。
空調完備のトランクルームを選んで自己責任できっちり保管する
トランクルームは物を保管するスペースを貸し出すサービスなので、誰かが自分の代わりに荷物の管理をしてくれるわけではありません。
そのため、トランクルームに保管しているギターの管理は自分自身でする必要があります。
温度や湿度の管理がしっかりできる、空調完備のトランクルームを選ぶようにしましょう。
また、ギターの状態が悪くならないように、定期的にメンテナンスするなどして自己責任で保管しなければなりません。
ギターを保管するのにおすすめなトランクルームとは
室内型である
トランクルームには、室内型と室外型の2種類あります。どちらにもメリット・デメリットがありますが、ギターを保管するのであれば室内型がおすすめです。
ギターは温度の変化に弱いため、温度変化が少ない室内型のトランクルームが向いています。
また、室内型はセキュリティがしっかりしているというメリットがあります。ギターの中には何十万円もする高級なギターもあるため、部外者が出入りしにくい室内型のトランクルームに保管すると安心です。
換気が行き届いている
室内型のトランクルームは、空調設備などがしっかりしていないと、湿度があがりやすくなります。
そのため、換気が行き届いているトランクルームかチェックしておくことが大切です。
換気が行き届かず、湿度が高くなるとギターを痛める原因になります。
どのような空調設備が完備されているか、室内はどの程度の湿度に保たれているのかを確認しておきましょう。
室温が維持されている
ギターを保管する時に重要になるのが室温です。
ギターの保管に最適な室温は20~25℃程度なので、一年を通して快適な温度設定に保たれているトランクルームを選ぶようにしましょう。
ストレージ王のトランクルームなら室内型かつ空調完備の部屋もある
ストレージ王では室内型かつ空調完備のトランクルームがあります。
エアコンを完備しているため、高温などにならず適切な温度が保たれているためギターの保管に最適です。
また、高価なものもあるギターをしっかりと守るためにも有効な、防犯カメラやシステムキーなどもありセキュリティ面でも安心です。
店舗によって設備が異なります。ぜひお近くの店舗をご確認ください。
ギターを長期保管する際の注意点
湿気に気を付ける
湿気の多い場所で長期間ギターを保管すると、ネックの反りや捻じれが発生します。
空調設備が整ったトランクルームを選ぶだけではなく、ギターケースの中に乾燥剤を入れておくといった工夫も必要です。
一般的な乾燥剤でもよいですが、ギター用の湿度調整剤が売られているので、それを利用するのもよいでしょう。
特に梅雨の時期は湿気が多くなるので、定期的に保存状態をチェックして、問題があればメンテナンスするようにしてください。
弦のゆるみに気を付ける
ギターを長期間保管する時に弦を外す人もいますが、基本的に弦は外さないほうがよいです。ギターは弦を張った状態でよいコンディションを保てるように調整されています。
そのため、弦を外したまま長期間放置すると、ネックが逆反りしてしまうことがあります。弦を張っておいたとしても、だんだんゆるんできてしまうので注意しましょう。
トランクルームに訪れた時は、弦がゆるんでいないかチェックして、適切なテンションに調整しておくことが大切です。
定期的に演奏する
ギターの状態を悪くしないために重要なのが、定期的に演奏することです。
ギターは木材で作られているものが多いですが、木というのは保管中も色々と変化します。
何もせずに放置していると、どんどん状態が悪くなることがあるので、適度に演奏してあげることが大切です。ギターを演奏するとギターのボディーやネックに振動が伝わり、どんどんギターの鳴りがよくなっていきます。
また、定期的に演奏してみることで、ギターの変化に気づきやすくなります。ネックの状態が変わっている、音の鳴りが悪いなど、ギターの状態を見極めることができれば、適切な対処ができます。
トランクルームに保管しているからといって長期間放置せずに、たまには家に持ち帰って演奏するようにしましょう。
ギターを保管するのに適したトランクルームを見つけよう!
トランクルームは、家に置いておけないものを保管するのに便利なサービスです。
しかし、すべてのトランクルームが、ギターを保管するのに適した環境になっているわけではないので注意してください。
湿度や温度がしっかり管理されているか、セキュリティに問題はないかなどをチェックした上で、利用しやすいトランクルームを探しましょう。