収納下手な人が見直しておきたい部屋をきれいにするコツ

必要なものがきちんと収納されていることは暮らしの質を高めてくれます。しかし、思うように片付かずに悩んでいる方も多いでしょう。
収納にはいくつかのポイントがあり、それを考えながら進めていくことで大きく改善できることが多いです。
綺麗なお部屋を目指して、今の自分の収納方法を見直して使いやすくきれいに収納をしてみましょう00。
収納下手な人がやってしまいがちなNG収納

しっかり収納しているつもりでもきちんと片付かない場合には、もしかすると収納の仕方自体が間違っているのかもしれません。
やってはいけないNG収納がどのようなものかを知り、今の収納方法が当てはまっていないかを見直してみましょう。
もしもこの収納方法をやっていたら、別の形に変えていくきっかけにしてください。
中身が分かりにくい見た目重視の収納
お部屋に物を収納するときには、やはり見た目が気になるものです。収納する内容物はできるだけ外から見えないように隠しておきたくなってしまいます。
収納ボックスなどを選ぶときに、見た目がきれいで中身が見えないものを選んでしまうことも多いでしょう。
そうすると、収納した状態はきれいなのですが、中に何が入っているのか見えないと、取り出すときに全部ボックスを開けなければならない事態に陥ります。
気を遣ったつもりの収納方法が逆効果になってしまうのです。中身が見えやすいものにするか、中に何が入っているかラベリングするなどして取り出しやすくしていきましょう。
蓋つきのボックスに重ねる収納
蓋つきのボックスはほこり除けにもなりますし、積み重ねることもできるので使い勝手が良いものです。
しかし、ボックスや物を積み重ねてしまうことで、下のボックスのものは取り出しにくくしまいにくい状態になってしまいます。
一度取り出したものを元に戻すのが面倒になってしまいがちなので、片付かない原因にもつながるのです。
ボックスから物を取り出しにくくなっていないかチェックしてみましょう。
取り出すまでのアクションが多い収納
重ねる収納と同じように、取り出すまでに手間がかかってしまう収納は、再び収納をすることが難しくなりがちです。
ベッド下の収納や床下の収納などは、上のものをどかして開いて出すまでにかなりの時間と労力を必要とします。開けにくい仕組みのボックスなども同様です。
収納がうまくいくかは出し入れがスムーズかどうかにかかっていますので、取り出すのが面倒だと思った段階で改善を検討したいものです。
仮で置く一時置き場
とりあえず一時的に物を置いておける場所は便利です。しかしすぐに片付けられないものなどをどんどん積み重ねてしまい、結果的に片付かない状況になってしまいます。
一時置き場に物があふれているような場合には、一時置き場をなくして必ずその時に片づけるように癖づけてみましょう。収納下手から脱するきっかけになるかもしれません。
収納下手な人でも部屋を綺麗にするコツ

使用頻度で収納場所を決める
基本的には取り出しやすい収納を選ぶべきですが、すべての収納が取り出しやすいところにできるわけではありません。
どうしても取り出しにくい収納を使わざるを得ないこともあるでしょう。
そのようなときには、使用頻度が少なく取り出し回数が少ないものを出しにくいところに、頻繁に使うものを出しやすいところに、と使用頻度で分けて収納することが大切です。
隠す収納はラベルで中身を見える化する
どうしても部屋の中で見えてしまう収納については、隠す収納を使いたいものです。
しかし、隠す収納ではどこに何が入っているのかわからず、また戻すところも見失ってしまい片付かない原因になります。
それを防ぐには、ラベルに収納するものを記載して貼り付け、何がどこにあるのか見える化していくことが有効です。
雰囲気に合うおしゃれなラベルなどを用意してみましょう。
物の定位置を決める
何より大切なのが、どこに何をしまうかをしっかり決めることです。
その都度しまう場所が異なればものを探し回り使いにくくなりますし、片付ける場所が決まっていなければそのまま物を放置して、部屋が乱雑になる原因になります。定位置が決まっていれば戻しやすくなりますから、きれいなお部屋をキープしやすいのです。
収納したときだけではなく、今後物を買ったらすぐに収納位置を決めるようにしましょう。
それでも綺麗にならない場合に検討すべきこと

断捨離で物を減らす
いくらきれいな収納を目指しても、そもそも物が多すぎる場合は収納しきれず、物が部屋にあふれてしまうことになります。
その場合には断捨離で物を減らすしかありません。今の自分に必要なものなのか考えてみて、そうでなければ処分を考えましょう。
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片づけのプロに一度依頼する
長年収納ができていない状況を放置していてあまりにも片付いていない状態では、何から手を付けていいのかわからないものです。
そのような場合には片付けのプロに依頼して片付けてもらうのがおすすめです。
一度綺麗にしてもらい収納をし直してみて、きれいな状態をキープするように心がけてみましょう。
あまり使わない荷物をトランクルームに入れる
今は使わないけれどいつか必要になるものなどは、捨てにくく物が減りにくい原因となります。
そういったものの中から部屋に置いておかなければならないもの以外はトランクルームなど外部の収納を利用するのも手です。
それにより部屋の中の収納が空き、ゆとりをもって収納することができるようになります。
できることから収納下手を改善しよう
収納は暮らしの質を大きく変えるものでもあります。収納下手だからとあきらめず、きれいな部屋で自分らしく過ごせるように工夫をしていきましょう。
今の収納で散らかってしまうなら収納に問題があったり、量が十分でない場合があります。
今できるところから収納の問題を改善していき、暮らしやすいお部屋作りをしていきましょう。