スニーカーの最適な保管方法とは|保管場所のアイデアも解説

「お気に入りのスニーカーを自宅で保管していたら、ボロボロになってしまった」という経験はありませんか?
スニーカーは、適切に保管しないと加水分解が発生して劣化してしまう可能性があります。
この記事では、お気に入りのスニーカーを劣化させたくない人や、高級・貴重なスニーカーをきれいに保管したい人に向けて、スニーカーの適切な保管方法を解説します。また、スニーカーの収納方法や収納場所のアイデアも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事のまとめ
- スニーカーが劣化する主な要因
- スニーカーを保管するための準備
- スニーカーを保管するステップ
- スニーカーの収納場所アイデア

スニーカーが劣化する主な要因
スニーカーの劣化には、主に以下3つの要因があります。
スニーカーが劣化する3つの要因
劣化の要因 | 主な原因・発生条件 | スニーカーへの影響 |
|---|---|---|
加水分解 | 空気中の水分、高温多湿 | ソール(ポリウレタン素材)のボロボロ・剥がれ |
カビ・黄ばみ | 汗、皮脂、汚れ、湿気の蓄積 | 表面の黒ずみ、素材の変色、悪臭 |
紫外線・高温多湿 | 直射日光、蛍光灯の光 | 色褪せ、黄ばみ、素材の硬化 |
ここでは、それぞれの要因について詳しく解説します。
加水分解

スニーカーが劣化する要因の1つが、加水分解です。
加水分解とは、靴のソールなどに使われるポリウレタン素材が、空気中の水分などの影響で分解してしまう現象です。
加水分解は、新品のスニーカーであっても、スニーカーを履いていなくても発生します。また、高温多湿の環境で保管すると加水分解の進行が早くなるので、適切な環境で保管することが重要です。
カビ・黄ばみ
スニーカーの劣化の要因に、カビや黄ばみがあります。
汗や皮脂、汚れ、ホコリ、湿気はカビの原因になりやすく、黄ばみも汚れの蓄積や素材の変色などで起こることがあります。汚れたまま収納したり、靴箱や収納ボックスの中に他のものとぎゅうぎゅう詰めにして保管すると、カビや黄ばみが発生しやすくなります。
スニーカーのカビや黄ばみを防ぐために、通気性のいい場所で保管することが重要です。
紫外線・高温多湿
紫外線や高温多湿も、スニーカーの劣化の要因となります。
紫外線や蛍光灯の光、直射日光によって色褪せや黄ばみ、ソールの硬化などが発生することがあります。スニーカーを保管する際は、高温多湿を避けて保管しましょう。
また、日当たりが良すぎる場所での保管も、紫外線が当たって劣化を早めるため避けるのがおすすめです。
スニーカーを保管するための準備

スニーカーを保管する前に、準備としてスニーカーのクリーニングを行いましょう。
まず、保管前の状態をチェックします。汚れや濡れ、臭いなどがないか確認しましょう。
スニーカーが汚れている場合は、クリーニングして汚れを落とします。乾いたブラシで表面のホコリを払い、素材に合った方法で汚れを落とし、必要に応じて専用の洗浄液を使って手入れします。シューレースは手洗いしましょう。
クリーニングが終わったら、風通しの良い日陰でしっかり乾燥させます。自然乾燥の場合、8時間程度を目安に乾燥させましょう。
スニーカーを保管するステップ
スニーカーを保管するステップと保管のポイントについて、以下の項目に沿って解説します。
- 木製シューキーパー(または紙)を入れる
- 乾燥剤、除湿剤を入れる
- ジッパー付き密閉袋やラップで包む
- スニーカー専用の箱(収納ボックス)に入れる
- 直射日光・高温多湿を避けて収納する
- 定期的に空気に触れさせる
大切なスニーカーの保管には、いくつかのアイテムを活用することがポイントです。まずは、どんな準備が必要なのか把握するために、スニーカーの保管で使うアイテムをまとめてみました。
用意すべきアイテムとその役割
使用するアイテム | 保管時の役割・効果 | おすすめの選び方・注意点 |
|---|---|---|
シューキーパー | ・型崩れの防止 | ・木製(シダー系)がおすすめ |
乾燥剤・除湿剤 | 湿気を取り除く(加水分解対策) | ・ソールの下に配置 |
密閉袋・ラップ | 空気中の水分やホコリを遮断 | しっかり空気を抜いて密閉する |
専用ボックス | 外部のダメージから守る | プラスチック製やUVカット仕様のもの |
すべて揃えるのは難しいという場合は、まずは手元にあるものを使ってスニーカーを保管しましょう。
木製シューキーパー(または紙)を入れる
スニーカーを保管する際は、シューキーパーや紙をスニーカーに入れて形を保つようにしましょう。
シューキーパーには、型崩れ防止の役割があります。特にシダー系(木製シューキーパー)を利用することで、除湿や防臭の効果が期待できます。
シューキーパーの代わりに紙を詰めることも可能ですが、新聞紙はインク移りの懸念があるため、無地の紙がおすすめです。
また、木製のシューキーパーは、靴全体に一定のテンションをかけられるため、丁寧に保管したい場合は、紙より木製のシューキーパーがおすすめです。
乾燥剤、除湿剤を入れる

靴を保管する際は、靴用の乾燥剤、除湿剤も一緒に入れておきましょう。
シリカゲルを使う場合は、色移りや加水分解を防ぐため、乾燥剤や除湿剤はソールの下に入れるのがおすすめです。
スニーカーの黄ばみを予防したい場合は、除湿剤以外にミセスロイドのような防虫剤も入れておきましょう。
乾燥剤は商品によっては使用期限が定められているものがあるため、入れっぱなしにせず定期的に交換するようにしましょう。
ジッパー付き密閉袋やラップで包む
スニーカーを湿気やホコリから守り、劣化を防ぐには、十分に乾燥させたうえでジッパー付き密閉袋やラップで保管する方法があります。空気中の水分との接触を減らすことができるため、劣化を防ぎやすくなります。
スニーカーをジッパー付き密閉袋に保管する際は、加水分解を防ぐため、十分に空気を抜いて密閉しましょう。
スニーカー専用の箱(収納ボックス)に入れる

スニーカーを保管する際は、スニーカー専用の箱や収納ボックスに入れるのがおすすめです。
スニーカー購入時の箱は、湿気を吸いやすいため長期保管には不向きです。ダイソーのような100円ショップで購入できるシューズボックスや、UVカット仕様のプラスチック製クリアボックスを活用してみましょう。
直射日光・高温多湿を避けて収納する
スニーカーの保管は、玄関の靴箱が一般的です。スペースが足りない場合は、部屋の中で直射日光や高温多湿を避けられる場所を探しましょう。
スニーカーを保管する際は、ぎゅうぎゅう詰めを避けて保管するのがポイントです。ぎゅうぎゅう詰めにすると湿気がこもりやすくなり、劣化を招くおそれがあります。
とはいえ、ご自宅の中で「直射日光が当たらず、温度や湿度が安定していて、かつゆとりのある収納スペース」を確保するのは意外と難しいですよね。もしご自宅での保管環境に不安がある場合や、すでに靴箱が限界を迎えている場合は、空調設備の整ったトランクルームに保管するのも一つの手です。
ストレージ王では、空調設備のある屋内型トランクルームを各地に展開しています。トランクルームのご利用をお考えの場合は、ぜひお近くの店舗をご検討ください。

定期的に空気に触れさせる
スニーカーを保管したら放置せず、定期的に棚や箱から出して空気に触れさせるのも重要です。
また、全く履かないよりも時々履くほうが、ソール内の水分を分散させて加水分解を防ぎ、自然な形を保ちやすくなるとされています。素材の硬化を防ぐのにも効果的と言われているため、しまい込まずに定期的に履くようにしましょう。
靴箱に入りきらない!スニーカーの収納場所アイデア
スニーカーが靴箱に入りきらない場合の、以下の収納アイデアについて、2つの方法をご紹介します。
収納場所 | メリット | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
シューズラック | ディスプレイとして楽しめる、空気に触れやすい | お気に入りを常に眺めたい人、こまめに手入れできる人 |
屋内型トランクルーム | 空調設備が整っていて劣化しにくい、自宅のスペースが空く | コレクションが多い人、自宅に適切な保管場所がない人 |
それぞれの保管方法に特徴がありますので、目的にあった手段を選んでみてください。
シューズラックやシェルフを使用

壁に設置するタイプのシューズラックを使用することで、靴箱やクローゼットなどの収納スペースが足りなくなっても収納場所を増やせます。ラックにお気に入りのスニーカーをディスプレイすることで、観賞用にもなるでしょう。
また、壁と家具の隙間、床と家具の隙間といったデッドスペースにシェルフを設置することで、収納スペースを有効活用できます。ただし、直射日光が当たる場所や高温になりやすい場所は避けるようにしましょう。
トランクルームに保管

「コレクションが増えて自宅の靴箱に入りきらない」「部屋の環境的に、どうしても高温多湿になってしまう」とお悩みの方には、トランクルームの活用が非常におすすめです。
大切なスニーカーを保管するなら、空調設備が整っている「屋内型」のトランクルームを選びましょう。スニーカー保管において、屋内型トランクルームには以下のような大きなメリットがあります。
加水分解・カビを徹底予防
24時間体制で温度・湿度が適切に管理されている施設が多く、スニーカーの最大の敵である高温多湿な環境を避けることができます。
自宅の収納環境も改善
出番の少ないコレクションをトランクルームなどに保管することで、自宅の靴箱の「ぎゅうぎゅう詰め」を解消できます。結果として、自宅に残した普段履きの靴の通気性も良くなり、全体的な劣化防止に繋がります。
貴重なコレクションを守る防犯性
防犯カメラや入退室管理システムなどのセキュリティ対策が徹底されているため、高価な限定モデルやプレミアがついたスニーカーも安心して保管できます。
自宅の収納スペースを無理に圧迫するよりも、スニーカーにとって理想的な「専用の保管部屋」を持つ感覚でトランクルームを利用すれば、お気に入りの一足をいつまでもきれいな状態で保つことができるでしょう。
とはいえ、スニーカーの箱は意外とかさばるもの。「自分のコレクション量だと、どのサイズの部屋を選べばいいの?」「毎月の費用はどれくらい?」と迷ったときは、手軽にわかる料金・サイズシミュレーションを活用してみましょう。
まとめ
スニーカーを保管する際は、カビや黄ばみを避けるため収納前に汚れを落とし、よく乾燥させましょう。加水分解対策としては、湿気を避けて保管し、必要に応じて除湿剤を活用するのがおすすめです。
家の中の収納に入りきらない場合でも、スニーカーを無理に箱の中などに詰め込むと劣化の原因となってしまいます。トランクルームを利用するなどして、適切な保管環境を確保しましょう。
ストレージ王では、空調設備やセキュリティの整った屋内型トランクルームを各地に展開しています。ぜひお近くの店舗をご検討ください。
