運営会社が教えるトランクルームの選び方!みんなの用途も紹介

目次
トランクルームは現在では全国各地に存在しています。
地元でトランクルームの候補を探したけど、どのトランクルームを選ぼうか迷っているという方もいらっしゃることでしょう。
そこでこの記事ではトランクルームを選ぶ時の基準を利用者の経験談をふまえて、比較をしながら紹介していきます。
トランクルームの種類
トランクルームは大きくわけて屋外型・屋内型の2種類に分類されます。
屋外型トランクルーム
屋外型トランクルームは主にコンテナ型のトランクルームで屋外に設置されています。
屋内型トランクルーム
屋内型トランクルームはスペースを部屋のようにスペースを区切って提供されています。屋外型よりも設備が整っていることが多く、空調設備やセキュリティー面に関しても優れています。
使用目的別に選ぶトランクルーム
トランクルームに預け入れをしたいと言っても、その用途に応じて預ける荷物の量も変わってきます。
そのため、自分がどのような目的でトランクルームを借りるのかはとても重要な判断基準となります。
部屋の整理
まず多いのが、部屋を片付けたい・家の中がごちゃごちゃするので整理したいという場合です。片付けておきたいものの量に応じてスペースも変わってきますよね。そんな時には屋内型トランクルームを選ぶのがおすすめです。
スペースそのものを借りられて、預け入れしたものが必要になった時にすぐに出し入れすることができます。最近では都市型ビルタイプのものも増えて、スペースを区切って貸し出しています。
引っ越しや家の改築・増築
次に、引っ越しや改築・増設をする時に、一時的に別のアパートに過ごさなければいけない場合もどこかへ預け入れなければいけません。ですが、屋内型トランクルームだと小さくて置ききれないですし、かといって捨てるわけにもいきませんよね。
こういった場合は屋外コンテナ型の収納スペースを借りるのがおすすめです。大型家具でも安心して預けられますし、コストも安上がりになります。ですが、衣服や食器類といった生活用品など、普段使いそうなものを預ける場合は、いつでも出し入れすることのできる収納スペースを一緒に借りて使い分けるという方法もあります。
長期海外出張
長期の海外出張が決まってしまい、部屋を引き払おうとした時に、家財をどうするかという問題があります。帰ってきてから使えるものの、そのままにしたり海外に持っていくわけにもいかなくて困ったことになります。
こういうケースで、こまめに収納物の出し入れをする必要がない場合には、トランクルームを利用して頂くのがおすすめです。
ただし、ピアノのようなデリケートなものを預ける場合は、空調や湿度の管理がなされているトランクルームを利用しましょう。
保管する荷物で選ぶトランクルーム
次に選ぶための基準となるのは、保管する荷物です。保管する荷物の種類やどれぐらい預け入れをするのか・どれぐらいの頻度で取り出すのかを考慮してトランクルームを選びましょう。
ここではトランクルームに預けることが多い荷物を例に紹介します。
引っ越しの荷物
例えば引っ越しをして荷物を一時的に保管する、家の建て替えや海外留学・転勤している間だけ家を解約して保管場所を探しているという場合には、一度預け入れをしたら引き取るまでの間は預けっぱなしになります。
こういう場合には、場所で選ぶよりも、多少遠くなってしまっても保管環境が整っているトランクルームを選ぶのがよいでしょう。
理由として、取りに行ったときにかびてしまっていた、劣化して使えなくなってしまったとなっては元も子もないからです。自分で出し入れするようなタイプのトランクルームの場合、保管場所こそ貸してもらえますが、荷物の劣化やカビを保証してもらうことはできません。
デリケートな荷物
預け入れるものが高温や高湿の環境に弱いものである場合は、空調設備が整ったトランクルームを選ぶほうがいいです。
理由として、屋外コンテナタイプのものは、エアコンや空調設備が備え付けられていません。
また、湿度や熱がこもりやすく、梅雨の時期にはカビが発生しやすくなります。衣服であったり布団・ソファーといった布類、錆が発生してしまうと使えなくなってしまう精密機械や、年に1度しか使わない雛人形・五月人形といったものを預け入れる場合は、空調設備の備わっているトランクルームを使うのがよいでしょう。
車がなくても利用できるトランクルームもある
トランクルームに預け入れをしに行く際には、荷物が多くなってしまって車の利用が欠かせませんが、大阪や東京といった交通網の発達している繁華街では電車で事足りてしまい、車を持っていない方も多いかと思われます。また、女性や体力に自信がない方が大きな荷物を運び入れするのは一苦労ですよね。
こうした人がトランクルームを利用する場合には、配送サービスの有無でトランクルームを選ぶのも1つの基準となります。荷物の配送サービスをしているトランクルームを選ぶことで、車を持っていなかったりしても、安心して預け入れをすることができます。
トランクルームの選び方まとめ
いかがでしたでしょうか。
トランクルームが近くにあるからといって、それがご自身の利用方法にあっているとは限りません。
例えば、何度も出し入れするようなものや湿度に弱いものをコンテナに預けたりするのは向いていないですし、逆に長期間放置していくものをレンタル収納スペースに預けてしまってももったいないだけです。
まずはどのような荷物をどのような用途で預けるのか、その上で適した管理性能が備わっているか、慎重に選んでいくことが失敗しないための判断基準となります。
