寝袋の最適な収納場所は？やりがちなNG行動や収納時のポイント3つを紹介
目次
「寝袋の収納場所はどこがいい？」「やってはいけない収納方法は？」などと悩んでいませんか？
寝袋の最適な収納場所は、温度と湿度が安定している押入れの上段やクローゼット、トランクルームです。収納前に汚れをしっかり落としたり湿気対策を施せば、寿命が延びて寝袋が長期間使えるようになります。
本記事では、寝袋の理想的な収納場所や避けるべき保管方法について解説します。寿命を延ばすための3つの重要ポイントもまとめているため、寝袋を大切に収納したい場合はぜひ参考にしてみてください。
最適な寝袋（シュラフ）の収納場所は？
寝袋の最適な収納場所は、温度と湿度が安定している環境です。
寝袋の収納に最適な場所をまとめると、以下のとおりです。
- 押入れの上段
- クローゼット
- トランクルーム
詳しく解説します。
押入れの上段
押入れの上段は寝袋の収納に適した場所です。上段は床からの湿気の影響を受けにくいため、比較的安定した環境を保てます。
ただし、押入れ内の通気性を確保するためにも圧縮袋を使用せず、ゆったりと寝袋を置くことが重要です。
必要に応じて除湿剤を使用すると、より良好な状態を保てます。
クローゼット
クローゼットも寝袋の収納に最適です。衣類と同様に、ハンガーを使って吊るし収納すれば、寝袋の中綿がつぶれるのを防ぎます。とくにダウン寝袋に効果的で、ふっくらとした状態を維持しながら収納できます。
クローゼット内の湿度管理に注意を払い、定期的に換気を行うことが大切です。
自宅に収納場所がないときは…トランクルーム
自宅に適切な収納スペースがない場合、トランクルームの利用を検討しましょう。トランクルームであれば温度と湿度が管理されているため、寝袋の収納に最適です。
トランクルームは24時間空調管理されていて、寝袋以外のキャンプグッズも一緒にまとめられる場所が理想的です。
寝袋を収納する前には一度乾燥させ、防虫・防カビ対策を施せば寿命が短くなる心配もありません。
梅雨時やオフシーズンだけ借りるキャンパーも多いため、キャンプ用品や趣味の道具をまとめて保管できる場所を選びましょう。トランクルームの短期利用について詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
やりがちな寝袋のNG収納場所
寝袋を不適切な場所に保管すると、寝袋の性能低下や寿命の短縮につながるため注意が必要です。NGな収納場所をまとめると、以下のとおりです。
- 収納袋に入れたまま押入れやクローゼットへ
- 車に入れっぱなし
- 物置などの屋外
詳しく解説します。
収納袋に入れたまま押入れやクローゼットへ
収納袋に入れたまま、寝袋を長期保管する行為は避けましょう。圧縮された状態が続くと、中綿がつぶれて保温性が低下します。
とくに、ダウン寝袋は圧縮によるダメージが大きいです。
収納袋に入れるのではなく、寝袋を広げた状態か、ゆるく巻いた状態で保管する方法を検討しましょう。
車に入れっぱなし
車内は温度と湿度の変化が激しく、寝袋の保管場所としては適していません。
夏場の車内温度は60度以上に上昇する場合もあり、寝袋の素材を著しく劣化させます。冬場も寒暖の差が大きく、結露の原因となります。
保管場所としては便利ですが、使用後はかならず車から出し、適切な場所で保管しましょう。
物置などの屋外
屋外の物置や倉庫も寝袋の保管には適していません。外に置かれている物置は、温度と湿度の変化が大きく、虫やネズミなどの害獣の侵入リスクも高いです。
結果として、カビや虫食い、悪臭の原因となってしまいます。
そのため、寝袋は必ず室内の気温が安定した環境で保管しましょう。
寝袋の寿命が大きく変わる！3つの収納ポイント
収納方法に注意するだけで、寝袋の寿命が大幅に変化します。収納する際には、以下のポイントを抑えましょう。
- 収納前に汚れをしっかり落とす
- 湿気は厳禁
- 直射日光を避ける
詳しく解説します。
収納前に汚れをしっかり落とす
寝袋を収納する前に、汚れを丁寧に落としましょう。汗や皮脂の汚れは、寝袋の生地や中綿の劣化を促進します。
使用後は、寝袋を広げて24時間以上風通しの良い場所で乾燥させることが大切です。
目に見える汚れは、中性洗剤を薄めた水で軽く拭き取ります。5回の使用ごとに、専用洗剤での手洗いまたはクリーニングを実施しましょう。
湿気は厳禁！
湿気は寝袋の大敵です。湿気により、カビの発生や中綿の劣化が進行します。
寝袋の劣化を防ぐためにも、収納時は大型の洗濯ネットを活用しましょう。洗濯ネットに入れれば、寝袋全体に空気が行き渡り、湿気を防ぎます。
除湿剤を一緒に入れると、より効果的です。
直射日光を避ける
直射日光は寝袋の素材を劣化させる原因となるため、収納場所から遠ざけましょう。
紫外線によって生地の強度が低下し、中綿の保温性が失われます。
収納場所はクローゼットや押入れの上段など、直射日光が当たらない場所が最適です。やむを得ず日光の当たる場所に置く場合は、遮光性のある布やカバーで寝袋を覆いましょう。
まとめ
寝袋の寿命を延ばすには、収納場所と使用後の適切なケアが鍵です。汚れを落とし、湿気を防ぎ、直射日光を避けることで、寝袋の性能を長期間維持できます。
収納ポイントを意識して寝袋を管理すれば、快適なアウトドア体験を何年にもわたって楽しめます。もし自宅に収納場所がない場合は、トランクルーム「ストレージ王」の利用をご検討ください。
ストレージ王の屋内型トランクルームでは、空調管理と換気を24時間体制で行い、カビの発生を抑制しております。キャンプギアの置き場所がなく、荷物を自宅から車に積み込むのが大変というお客様の悩みも解決できます。
短期利用も可能なため、テントを使わないシーズンのみの利用もぜひご検討ください。
公式：ストレージ王
